タグ別アーカイブ: FIAF

国立オレクサンドル・ドヴジェンコ映画センターの危機

ロシアのウクライナ軍事侵攻以降、2022年5月に開催されたオランダEYE映画博物館主催の国際会議が国立オレクサンドル・ドヴジェンコ映画センター(ウクライナの国立フィルムアーカイブ)からのメッセージで幕を開けるなど、映画保存の分野でもウクライナを支援する声が多く挙がっています。そんななか、同センターが消滅の危機にあるとの報道がなされました。外国映画も含む1万タイトル以上の劇映画・ドキュメンタリー・アニメーションから成るコレクションは、活動実態の不十分な国立映画科学センターに移管され、従来の職員は解雇される可能性があるようです。

>> Ukraine’s National Film Archive Dovzhenko Center to be Liquidated(2022年8月)
>> Dovzhenko Center Is Under Threat of Liquidation(2022年8月)
>> 国立オレクサンドル・ドヴジェンコ映画センター(英語)

映像アーカイブ研究会(日本映像学会)

日本映像学会 映像アーカイブ研究会 第3回研究会

レクチャー:辻泰明氏(筑波大学教授)
「日本におけるテレビ番組アーカイブの特性と今後の課題 」
日 時:2022年7月22日(土) 13:30-15:30
会 場:オンライン(Zoom)
ご予約フォーム:https://forms.gle/qPciYSjqJTWgBQDV9
共催:科研基盤研究(B)デジタル映像アーカイブの未来研究

20220722flyer_1_0524revised

日本映像学会 映像アーカイブ研究会 第2回研究会

基調講演:木戸崇之氏(朝日放送テレビ)「阪神・淡路大震災から考えるテレビとアーカイブ」
日 時:2022年1月22日(土) 13:00-15:00
会 場:オンライン+関西大学梅田キャンパス7階 701教室
ご予約フォーム:https://forms.gle/ktoiK5vGdRjozicY7

*新型コロナウイルスの感染状況を鑑み、オンラインのみでの開催となりました。

20220122flyer

日本映像学会 映像アーカイブ研究会 第1回研究会

2021年、日本映像学会に「映像アーカイブ研究会」が開設されました。その第1回研究会で小会会員が発表いたします。映像学会の会員でなくても参加可能な研究会となっていますので、ご予約のうえぜひご参加ください。

日 時:2021年11月6日(土) 13:00-15:00
会 場:オンライン+明治学院大学白金キャンパス本館2階 2202教室
ご予約フォーム:https://forms.gle/TgZKHtcDPForyfWy6

eizo_archive

>> 日本映像学会「映像アーカイブ研究会」

国際フィルムアーカイブ連盟(FIAF)会議

FIAFブタペスト会議

2022年4月26〜30日
ホスト:ハンガリー映画協会フィルムアーカイブ
テーマ:The Visible Archive: Archiving, processing, digitizing, restoring and sharing non-feature film collections
詳しくはこちらをご覧ください。

*2023年はメキシコ(メキシコ・シティ)、2024年はタイ(バンコク)で開催される予定です。

>> FIAF会議 1939-2024(作成中)

「光影流年―アジアの映画保存」に第16〜18回を追加

「光影流年―アジアの映画保存」にメールマガジン『メルマガFPS』に2015年頃掲載した「光影流年―中国映画保存報告」第16回から第18回までを公開しました。中国・広州の珠影=珠江電影制作廠(珠江映画製作所)の現像ライン終了、本格的なデジタル復元に着手した頃の中国電影資料館、ベルギー王立シネマテークの協力で復元された台湾映画の巨匠・侯孝賢監督の初期作品に関する当時の記事からは、急激に進んだデジタル化の勢いが伝わってきます。ぜひご一読ください。

第16回 ここでかつて珠影のフィルム時代を現像した
第17回 絵画修復以上に切迫するのは、台湾の古い映画の復元
第18回 タイムトンネルから引き揚げた映画の記憶

なお、第19〜21回は2021年12月頃までに追加の予定です。

>> 光影流年―アジアの映画保存