BFA フィルムに残る文京のくらし vol.002 アンケート結果

思えば巡回上映の初回は東日本大震災の5日前のことでしたが、「フィルムに残る文京のくらし」は以下の通り無事、継続開催させていただくことができました。区の施設の利用時間制限/節電対策もありまして、炎天下の昼間であったにもかかわらず、第2回は120名を越えるお客さまのご来場を賜りました。次回は2011年11月頃に《文京区大塚篇》を開催の予定です。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

文京映像史料館 巡回上映会 フィルムに残る文京のくらし vol.002 本郷・湯島篇
会場:文京区男女平等センター 研修室A
日時:2011年7月17日(日)14 時開場、14時30分開始、16時終了

尚、この日の模様は東京ケーブルネットワークの番組「たば☆さとGO!」で、2011年7月21日に放映される予定です。ぜひご覧ください。

参加者:約120名 内アンケート回収48枚

・お住まい 文京区 33名、文京区外 15名
・年代 10-20代 2% 30-40代 32%、50-60代 36%、70代以上 30%
・このイベントを知ったきっかけ ちらし 22名、文京区(区報など)11名、主催者より9名、友人知人より4名、Twitter 2名
・8mmフィルム/ホームムービーなどを:
 撮影したことがある方 14名
 被写体になったことがある方 13名
 映写したことがある方 13名
 持っている方/持っていた方 12名

以下、掲載許可をいただいた中からご感想・ご意見を採録いたします。アンケートへのご協力に感謝いたします。

無声映画でしたが、まるで声や雑踏の音が聴こえてくるようでした。このような貴重な映像が残されていて、多くの人々に共有されることはとても意義あることなので、今後もこのような活動が長く続くことを願います。講演を聴いたり、本を読んだりするよりも、映像の伝える力は大きいのですね。30代公務員・匿名希望さん

映画フィルムの保存、記録を残す事業はとても重要だと思います。文京区として、継続支援をお願いします。50代・匿名希望さん

第一幼稚園のフィルムは懐かしく、娘が通園していた頃より少し前の撮影で、同様のフィルムはカラーで何本かあります。70代無職・野口眞雄さん

(第一幼稚園の映像は)個人的な記録を公開してくださったのですから、それだけでもたいへん有意義でありがたいものですが、欲張ったお願いができるなら、もう少し詳しい説明と、それを理解するための解説がほしかったと思います。70代自営業・匿名希望さん

伊勢利コレクションの映像はとても貴重であると感じました。このような映像がまだまだ個人所蔵でたくさん眠っているのでしょうね。50代公務員・匿名希望さん

伊勢利の職人さんたち、建築現場の大工さんたちの、何とも言えない良い顔が印象的でした。50代公務員・匿名希望さん

昭和初期の味噌蔵建築、見応えありました(フィルムの持ち主である髙木さんの解説も良かったです)。40代会社員・島啓一さん

今ならクレーンを使って上げるであろう柱を人の手で上げる様子、方法は違っても日本の文化は生きていると感じました。60代自営業・栗田洋さん

“ヨイトマケ”初めて見ました!美輪明宏さんにぜひ歌っていただき上映会ができたら… 松竹封切館の風景も貴重でした。40代無声映画伴奏者・柳下美恵さん

貴重な市民のフィルムを拝見できました。岩波映画の作品は1980年、もう30年も前になるんですね。今同じ場所を撮ってほしいと思いました。50代主婦・匿名希望さん

Language: English

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今後のイベント情報

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東南アジア太平洋地域視聴覚アーカイブ連合(SEAPAVAA)会議
04/16
国際フィルムアーカイブ連盟(FIAF)会議
04/10
オーファンフィルム・シンポジウム
11/30
東京現像所 全事業終了
10/27
日韓映写技師会議 in 福岡

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