ユネスコ 世界視聴覚遺産の日 地域で残そう映像史料 第3回

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ユネスコ 世界視聴覚遺産の日 地域で残そう映像史料 第3回

[成果発表]東京都内3区の映像アーカイブ事業
台東、墨田、文京


日   時 2011年10月27日(木) 15:00 開始 17:00 終了 *開場15分前
会   場 求道会館[東京都指定有形文化財](東京都文京区本郷6-20-5)
参 加 費 一般 1,000円、映画保存協会会員/文京区民 500円 定員80名
お問合せ先 NPO法人映画保存協会 TEL 03-3823-7633 info@filmpres.org

当日でもお入りいただけますので会場に直接お越しください。配布資料は予約者優先となりますので、不足の際にはどうぞお許しください。
《こちらの予約フォームからご予約ください》

 
ちらしダウンロード(pdf):表面裏面

あなたのお住まいの地域には「映像アーカイブ」がありますか?国内を見渡してみると、新潟大学の「地域映像アーカイブ」や山形国際ドキュメンタリー映画祭の「懐かしい山形発掘プロジェクト」など、映像を通して人々の暮らしの記憶と地域の歴史を結ぶ動きが様々に見受けられます。そして東京都内でも、昔懐かしい8ミリフィルムなどを発掘する取り組みが次々と生まれています。しかし「地域映像アーカイブ」という共通の名称の下、それぞれの抱く理想や方法論は一致しているでしょうか。文京映像史料館は、区内を記録した貴重な映像を探索しつつ、この領域で先行する欧米の事例から多くを学び、個性あふれる各地の映像アーカイブとネットワークを築きたいと考えています。そこで第3回目となる「地域で残そう映像史料」は、近隣の台東区と墨田区の同種の事業の担当者と共に成果発表会を催します。まずは東京都内から地域映像の重要性を訴え、映像アーカイブ活動の輪を広げていこうではありませんか。

【会場のご紹介】求道会館は、創立者・近角常観が浄土真宗の信仰に基づき、仏教によって結ばれる人々の交流を願い建設した教会堂です。ご利用に際しては、以下の点にご注意いただけますよう、お願いいたします。
・利用スペース以外の場所の見学は出来ませんので、見学をご希望の方は公開日(毎月第4土曜日午後1時〜2時半まで)にお越しください。
・六角堂、床の間、並びに付属の宗教儀式用仏具には決して手を触れることのないよう、お願いいたします。

* 各発表の中に組み込まれる上映作品は、予告なく変更になるかもしれません。その点は何卒ご了承ください。

〈1〉“フィルムに命を…” ―台東区映像アーカイブ事業―

発表者:長谷川裕子(台東区教育委員会生涯学習課 文化財保護調査員)

台東区映像アーカイブ事業は、先人が創り出した精神的な営みや、豊かな風俗の再現をめざして、区や個人が所蔵する映像フィルムを調査・収集・デジタル化し、広く一般に公開することを目的としています。浅草・上野・谷中など、古くからの歴史を有し、今なお下町風情を色濃く残す都内有数の観光都市・台東区。そんな台東区を映した映像史料は、文化財としての意味でも、また景観保存の観点からも、後代に伝えていくべき貴重な遺産です。この事業をきっかけに、映像史料の保存、および今、私たちが住んでいる地域に関する知識・興味を引き出す手がかりとしたいと考えています。

【上映作品】
台東区映像アーカイブ 発掘フィルム ダイジェスト版(DVD)

(1)戦中・戦後の台東区 1943-1946. 白黒. 無声(オリジナルは16mm?) 佐藤武信氏撮影/佐藤弘資氏所蔵
戦中の下谷や上野の町並みや、空襲による被害とそこからの復興を遂げた人々の営みを克明に映した映像作品
(2)台東区を走った都電 1971. 白黒. 無声/インタータイトルあり(オリジナルは8mm) 中村好之氏撮影・所蔵
かつて主要な交通機関であった都電の在りし日の姿を、鮮やかによみがえらせた映像作品
(3)三社祭~千草町会~ 1963. 白黒. 無声(オリジナルは8mm) 中瀬美保氏撮影・所蔵
今なお、多くの観光客を集める、東京三大祭りの一つである三社祭にかける人々の想いを地元目線で映し出した映像作品
〈2〉「8ミリの記憶」 ―すみだ8ミリフィルムアーカイブ

発表者:三好大輔(映像作家/東京藝術大学講師)

「子供たちに残すべき映像はいったい何だろう?」と日々考えていたことから始まった「すみだ8ミリフィルムアーカイブ」(HP: http://sumi8.com)。フィルムの収集からデジタル化、上映会、アートプロジェクトへの参加、ドキュメンタリーの制作など、8ミリフィルムを通して展開してきたプロジェクトの活動報告をします。

【上映作品】
『8ミリの記憶』(監督:三好大輔)ダイジェスト版(DVD)

かつて営まれた物がなくても豊かな墨田の暮らしぶりの一部をご覧頂くため、昭和30年代から50年代にかけて撮影されたフィルムを集めて制作したドキュメンタリー
〈3〉文京映像史料館の取り組みと課題

発表者:中川望(映画保存協会会員)

文京映像史料館(Bunkyo Film Archive, BFA)は2010年7月から文京区の委託を受けて、区に関連する小型映画を調査し、一部をデジタル化して区内施設で巡回上映会を開催しています。BFAはデジタル化を終着点とせず、オリジナルのフィルムが長期保存されていくことを願っています。これまでの活動から見えてきた課題についてもお話できればと思います。

【上映作品】
熊澤半蔵アニメーション『チャンバラ・2』『小さな夢』『赤とんぼ』『ついてない』復元版(DVD)

1974-1980. カラー. 発声(オリジナルは8mm) 文京区所蔵(原版提供:東京国立近代美術館フィルムセンター)
アマチュアのアニメーション作家として1960年代から毎年1作ずつ8mmフィルムで作品を発表しつづけた熊澤半蔵は、文京区千駄木にあった和菓子店「鮹松月」の店主でもあり、自作を自ら映写するその姿が地域の人々に記憶されている

主催:文京映像史料館 後援:文京区(予定) 協力:谷根千工房、CRATER design works

logo_wdah_200.gif10月27日は「世界視聴覚遺産の日(World Day for Audiovisual Heritage)」です。この記念日は1980年10月27日に採択された「動的映像の保護及び保存に関するユネスコ勧告」を記念して制定されました。世界中の視聴覚アーカイブ機関がこの日を祝います。2011年のスローガンは「視聴覚遺産-見る、聞く、学ぶ!」(Audiovisual Heritage – See, Hear and Learn!)」です。

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神戸映画資料館開館10周年記念 映画の発掘とフィルムアーカイブの未来
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