TOP > プロジェクト > ホームムービーの日2010《今年の一本》上映会 in 深谷
第8回目を迎えた《ホームムービーの日》は、世界13カ国56会場で開催されました。国内でもこの取り組みが広がるように、映画保存協会ではできる限りのお手伝いを続けていきます。さて、今年はHMD深谷実行委員会が《ホームムービーの日》世話人会議/「今年の一本」上映会を下記の日程で開催します。会議は、各地の世話人の意見交換および情報共有の場であり、来年度に向けて連携を深める場でもあります。将来的にHMDを開催したいとお考えの皆さまも、ぜひお気軽にご参加ください。
日時:2010年11月28日(日)午後3時より
会場:深谷れんがホール[予約不要、参加無料]
地図はこちら(PDF)です。
15:00〜17:00
*休憩時間は、今年リニューアルオープンした深谷シネマをご案内します。
テーマ「映写トラブルに負けない!」
17:30〜18:30
*開催後に懇親会(有料)を予定しております。
主催:HMD深谷実行委員会
協力:映画保存協会
問合先:映画保存協会 E-mail hmd@filmpres.org
*すべて8mmフィルムによる上映です。順不同。
(ダブル8/白黒/無声/3分)
所有者:庄司元さま、撮影者:不明
フィルム所有者が中学1年の頃の父親の病院の様子が記録されている。注射器の煮沸消毒の様子や入院患者の布団が持ち込みだったことなどがわかる。リアカーで遊ぶ子ども達の姿が懐かしい。(HMD仙台より)
(シングル8/カラー/無声/10分)
所有者:名和道子さま、撮影者:名和秋夫さま
撮影者は戦前から小型映画を趣味にされていた方。折にふれ、子ども達のために撮影されていたそうで、この作品でも3回分の家族パーティーが記録されている。少しずつ成長する子ども達をみていると、まるでアルバムをめくるような感慨がわいてくる。(HMD小平より)
(ダブル8/白黒/無声/8分)
所有者:犬飼光さま、撮影者:犬飼薫さま
家族で名古屋市の東山公園(東山動植物園)を訪れた時の様子。8mmで撮影している他の来園者も写り込んでいて、当時の様子が垣間見える。後半、滑り台やブランコで遊ぶ当時3才のフィルム所有者が、無邪気で何とも愛らしい。(HMD名古屋より)
(ダブル8/カラー/無声/8分)
所有者:世話人、撮影者:旧七ツ梅酒造スタッフ(詳細不明)
深谷の七夕まつり(60年代)の様子を撮影したもの。当時は各店舗の手づくりによる飾りが主流で、地元の方々の登場や今はなくなってしまった店舗など当時の風情と記憶がよみがえる。(HMD深谷より)
(シングル8/白黒/無声/10分)
所有者:熊谷匠子さま、撮影者:山崎松男さま
大雪の富士見坂や諏訪神社といった地元の懐かしい風景も貴重だが、雪合戦の前にコミカルに体操する母親や、繰り返し狂言回しのようにカメラの前に登場する父親を、誰もが何となく好きになってしまう、そんなところも貴重なフィルム。(HMD谷根千より)
(ダブル8/カラー/無声/8分)
所有者:越前貞久さま、撮影者:越前貞一さま
秋田県大館市の桂城幼稚園が、日景温泉へ遠足に。バスいっぱいの顔顔顔、こんなに乗れるのかと思うほどの園児の数! フィルム所有者とその妹さんも園児として登場。昭和30年代、所有者の父が大所帯の遠足の様子をあますことなく記録している。(HMD弘前より)
(ダブル8/白黒/無声/4分)
所有者:丸山壮伊知さま、撮影者:丸山健一郎さま
隅田公園と牛嶋神社で撮影されたフィルム。祖母を連れてお出かけした帰りに立ち寄ったのだろうか、よそ行きのきちっとした身成りで家族仲良く歩く姿から当時の空気が伝わってくる。円盤状の小高い山は防空壕跡。(HMD墨田より)
(ダブル8/カラー/無声/20分)
所有者:山川亜紀さま、撮影者:山川清一さま
*HMD JAPAN 2010 DVDには(1)を収録します。
大阪万博を客観的に映したフィルムは多々あるが、このフィルムには当人たちの生き生きした姿やパビリオンの混雑状況等、一個人の視点から撮られた当時の光景が焼き付けられている。(HMD神戸より)
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