TOP > プロジェクト > ゲストレクチャー Vol.9 忘れられた映画伴奏史 ~レコードと無声映画~
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映画がサイレントからトーキーに変わる頃、レコード伴奏によって映画が上映されていたことをご存知でしょうか?
無声映画期、わが国では上映の際に弁士が語り、楽団が演奏をしていた事はご存知の方も多いと思いますが、無声映画晩期からトーキーの定着にかけての数年間、無声映画の伴奏にレコードが使われていたことはあまり知られていません。
そこで今回は活動写真弁士としてご活躍の片岡一郎さんをお迎えし、当時映画館で映画伴奏として使用されていたレコードの音源や当時の弁士の声を聞きながら、忘れられていた映画伴奏の歴史に想いを馳せてみたいと思います。
また参加者の方には、実際に当時の音源を使って、無声映画に音をつける選曲作業を体験していただき、最後に上映・鑑賞します。
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FPSゲストレクチャーVol.9
忘れられた映画伴奏史 ~レコードと無声映画~
講師:片岡一郎氏(活動写真弁士)
日時:2009年6月13日(土) 14:00~17:00
場所:協和会の蔵
参加費:一般1,000円 学生800円 FPS会員500円
定員:25名(要予約)
ご予約:メール satooya@filmpres.org にて、名前・連絡先を明記し、ご予約ください。
[講師プロフィール]
片岡一郎(かたおか いちろう)
昭和52年11月 東京生まれ。平成13年3月日本大学芸術学部演劇学科を卒業。平成14年2月澤登翠に入門。口演作品は洋・邦・アニメ・記録映画と守備範囲は広い。さらに中国の無声映画に独自の境地を開く。バイオリン演歌を福岡詩二、紙芝居を秋山呆栄より指導を受ける。説明を手掛けた無声映画は約160タイトル。
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