ライトニングトーク 2016

「第11回映画の復元と保存に関するワークショップ」(2016)のライトニングトークは以下の通り計12件(12名)の予定です。※題目や発表順等は当日変更される可能性があります。

1「災害対策部 2015年度の活動報告」

中川望/コガタ社 5分

NPO法人映画保存協会のプロジェクト、「災害対策部」の2015年度を振り返り、今後の活動に生かしていける点や問題点を報告。

2「動画を自然史博物館の「標本」にする取り組みとその課題」

石田惣/大阪市立自然史博物館 10分

「動画を博物館の標本にする」というプロジェクトを通して見えてきた著作権処理・利用許諾契約、公開方法などの課題を紹介。

3「視聴覚メディアの保管から保存へ」

田中祐/株式会社資料保存器材 10分

【汚染ガス吸着シートGasQガスキュウ®】の紹介のほか、古い視聴覚資料をどのように整理し、保管ではない「保存」に向けて、具体的にどのようにケアしていくのかを事例を交えながら紹介。

4「IMAGICAウェストのフィルム保存トータルサポート」

脇川花緒里/IMAGICAウェスト 5分

IMAGICAウェストがお約束する、映画フィルムを「長期保存」するためのトータルサポートの紹介。

5「ジョージ・イーストマン博物館 “35mm Motion Picture Film Making” 参加報告」

高野恵美/株式会社IMAGICAウェスト 5分

「フィルムを作る」ワークショップに参加し、見て、聞いて、体験したことを写真をまじえて報告。

6「「楽譜資料の調査を中心とした無声期の映画館と音楽の研究」プロジェクトについて」

紙屋牧子/東京国立近代美術館フィルムセンター 5分

2014年度より開始した、無声期の映画館で楽士が使用していた楽譜(早稲田大学演劇博物館所蔵)に関する研究プロジェクトの活動について報告する。

7「マニラ国際無声映画祭 ライブ報告」

岡田秀則/東京国立近代美術館フィルムセンター 10分

無声映画祭開催中のマニラの会場から、映画祭の内容や、古典映画再評価の流れについて報告。

Q&A/休憩

8「現物から調べる小型映画の歴史と技術」

飯田定信 10分

8ミリ、16ミリ、9.5ミリといった小型映画の撮影機材、映写機を始め、編集機材やフィルムパッケージなどから分かること。

9「東京市街~個人宅に眠る8mmを見つける・調べる」

島啓一/根津映画倶楽部 10分

「ホームムービーの日」で見つかった、いつのどこで撮影されたのかわからない家庭に眠っているフィルムの調査事例を紹介。

10「新潟大学「地域映像アーカイブ研究センター」事業紹介」

羽鳥隆英/新潟大学人文学部 10分

新潟大学「地域映像アーカイブ研究センター」の研究教育事業、並びに今年度の事業計画を紹介。

11「市民と協働で行う地域映像アーカイブ(安曇野市の事例)」

三好大輔/株式会社アルプスピクチャーズ 10分

多くの市民を巻き込みながら地域のホームムービーを記録映画に作り上げ、継続的な活動へ展開していった地域映像アーカイブの活動報告。

12「教育機関の映画保存」

野原あかね/IMAGICAウェスト 5分

京都府内の公立高校が収蔵する16mmフィルムの保存の取り組みを紹介。

Q&A

過去のライトニングトークにつきましては、「ライトニングトークの記録(2014年)」をご参照ください。

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今後のイベント情報

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東南アジア太平洋地域視聴覚アーカイブ連合(SEAPAVAA)会議
04/16
国際フィルムアーカイブ連盟(FIAF)会議
04/10
オーファンフィルム・シンポジウム
11/30
東京現像所 全事業終了
10/27
日韓映写技師会議 in 福岡

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