TOP > プロジェクト > 「第3回映画の復元と保存に関するワークショップ」in 東京 報告
2008年11月8日(土)、小会は「第3回映画の復元と保存に関するワークショップ」in 東京を協和会の蔵にて催しました。参加者の皆さま、講師の皆さま、お忙しい中ご参加いただきまして、どうもありがとうございました。進行の不手際など反省点は数えきれないほどです。
当日のプログラムはこちらです。加えて、午後6時頃より文京アカデミー所蔵の「学習映画体系・社会科シリーズ 郷土(きょうど)を調(しら)べよう」(1961年)を16mmで上映し(富士フイルムの足柄工場が登場する教育映画です)、その後、懇親会の場も設けました。
尚、東京での再現を快諾してくださった大阪芸術大学「玩具映画および映画復元・調査・研究プロジェクト(TOY FILM PROJECT)」の太田米男さま、IMAGICAウェストの須佐見成さま、京都府京都文化博物館の森脇清隆さまはじめ、「映画の復元と保存に関するワークショップ」運営委員会の皆さまに、心から感謝いたします。
参加者 21名
(講師:5名、スタッフ:4名、参加者:会員5名、一般7名)
Q 関西の「映画の復元と保存に関するワークショップ」に参加したことがありますか?
・ない/今回がはじめて 6名
・過去に参加したことがある 2名
Q 今回のイベントをどこでお知りになりましたか?
・メルマガFPS又はFPSのHP 5名
・FPSの会員に聞いた 3名
Q 参加費(一般 2,000円)について
・安い 3名
・ふつう 5名
Q 難易度について(全体を通して)
・高い 1名
・ちょうど良い 6名
・記入無し 1名
ご意見、ご感想を自由にお書きください
・資料がファイルに入っていたのがありがたかった。後から見直すのに便利。メモ用紙があるとさらに良いと思った。(昨年)関西で受講した時は専門用語がわかりにくく感じたが、今回は講義の順序が良かった。講師の方のお話の内容に重なるところがあり、わかりやすかった。郷田さんの発表で、ホームムービー・アーカイヴの存在に感動した。柳下さんのキーボードの演奏が衝撃的だった。音楽をつけるというか、映画の雰囲気をつくっていらっしゃるのだなと思った。「荒木又右衛門」は、伴奏ナシとアリを比較できた。音がついてぐっと画面に引き込まれた!最後の教育映画が素晴らしかった。ホームムービー同様、時が経たことでプラスされる面白さがあった。その後で足柄の方のコメントがあったのも良かった。
・里親作品や柳下さんの演奏など、作品自体に触れる機会もあり楽しかった。
・大阪でのワークショップとは違った気さくな雰囲気で受講でき、楽しめた。今後も東京での開催を続けてほしい。
・この場でもできるちょっとした実習があると嬉しい。IMAGICAウェストの実習に行きたいが、いつも仕事の予定などと重なってしまう。
・普段聞けない話をたくさん聞けて勉強になった。
・とても有意義な会だった。実際の復元作業も皆さんの経験談も、とてもバランス良く楽しい時間を過ごせた。
・デジタルではない上映(フィルム)もみたい、と書いていたらフィルム上映がはじまった。実技のワークショップができたら良いと思う。
・盛りだくさんだが、アーカイブの全体像が見えてきた。
・復元についてたいへん参考になった。今後は保存や収集の専門家のお話を聞きたい。
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