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名称:
神戸映画資料館
[ロゴ]
その他の名称:
Kobe Planet Film Archive
種別:
映画博物館、フィルムアーカイブ
所在地:
〒653-0036 神戸市長田区腕塚町5丁目5番1 アスタくにづか1番館北棟2F 201
⇒ Google MAP
[外観]
電話/ファックス:
TEL/FAX 078-754-8039
Eメール:
info(a)kobe-eiga.net(代表)
ウェブサイト等:
URL http://kobe-eiga.net/
Twitter @kobeplanet
連絡窓口:
安井喜雄(館長)、田中範子(支配人)
info(a)kobe-eiga.net
[人員]
資料館職員2名(館長1、支配人1)
神戸映画保存ネットワーク4名(客員研究員1、調査員3)
[年間予算]
非公表
[開館日]
2007年3月25日
沿革/歴史:
1974年-神戸出身の安井喜雄を含む映画好きの仲間がプラネット映画資料図書館を大阪に設立、上映や映画資料の収集を始める。
1995年-安井が富岡邦彦とともに上映室「プラネット・プラス・ワン」を大阪・梅田に開設(現在は富岡が代表として運営)、所蔵フィルムの上映等を行う。
2006年-阪神・淡路大震災で大きな被害を受けた神戸・新長田において、プラネット映画資料図書館の資料をもとにした映画文化施設づくりが、兵庫県・神戸市の協力を得て進展。
2007年3月25日-神戸映画資料館開館。新長田まちづくり株式会社が、「兵庫県商店街活性化事業」を活用する事業主体となり、安井が代表をつとめる神戸プラネットが運営委託を受ける。
2009年4月-神戸プラネットが神戸映画資料館を独立採算事業として運営する。
2012年-新長田地域で文化活動に携わる人々や神戸の大学関係者とともに神戸ドキュメンタリー映画祭実行委員会を設立(2017年、神戸映像アーカイブ実行委員会に改組)。毎年、映画祭を開催するほか、神戸をテーマにしたプロジェクトを実施する。
2014年8月-フィルムアーカイブ活動の充実を目指し、一般社団法人神戸映画保存ネットワークを設立。文化庁の「美術館・歴史博物館重点分野支援事業」を受け、神戸映画資料館収蔵フィルムの網羅的な調査が実現。これにより外部機関や研究者との情報共有や共同研究を進めやすくなり、開かれたアーカイブへの大きな一歩となる。(公式HPより)
2017年11月 – 「神戸ドキュメンタリー映画祭」として開催してきた映画祭を「神戸発掘映画祭」としてリニューアル。
地理的及び文化的背景:
「神戸と映画──日本映画史のはじまり
エジソンの発明した活動写真の装置、キネトスコープが日本に初めて上陸したのは神戸の地、明治29年(1896年)のことでした。この年の11月25日から12月1日の7日間にわたり神港倶楽部で一般公開され、後にこれにちなみ12月1日が「映画の日」になりました。スクリーンに映像を投影するフランスで生まれたシネマトグラフも翌年の明治30年(1897年)に神戸の相生座で公開され、たちまち人気を集めました。
神戸の最初の映画街となった新開地で幼少期から映画を浴びるように見ていた淀川長治さんは長らく映画評論家として活躍されました。1930年代までの日本映画の多くが失われて今では見ることができませんが、それら幻の映画について晩年まで生き生きと語りつがれた神戸の偉大な映画人のひとりです」(公式HPより)
典拠となる指令/資料:
設置条例はない。
管理組織:
会員制度:
「神戸映画資料館を支える会」サポーター会員
神戸プラネットシネマ倶楽部
関連団体:
一般社団法人神戸映画保存ネットワーク(資料調査研究部門)
神戸映像アーカイブ実行委員会(地域アーカイブ活動、映画祭開催)
プラネット映画資料図書館(収蔵資料収集母体)
PLANET +1 / PLANET studyo plus one(姉妹館)
記録管理方針:(調査中)
収集方針:
映画フィルムおよび映画関連機材または映画関連文献資料であれば内容問わず取得する。取得方法は主に購入と寄贈による。
建物:
アスタくにづかは神戸市長田区にある住商一体型の再開発地区。神戸市震災復興再開発事業「アスタ新長田」のビル群のうち、国道2号以南のビル群を指す。アスタとは「明日」と「town」の造語。アスタくにづか1番館は神戸デパートの跡地に建設。北棟の住居部分は神戸市営久二塚東住宅。1996年10月31日、神戸市の事業計画が決定。1999年11月21日、1番館及び2番館がオープン。(ウィキペディアより)
[収蔵庫](調査中)
[上映設備]
フィルム・シアター
客席数:固定38席
主設備:35mm映写機2台、16mm映写機1台、ビデオプロジェクター(DLP、液晶)、ビデオ再生機(HDV、DV、ブルーレイ、DVD、VHS等)、ホワイトスクリーン
主備品:マイク2本、机30脚、ホワイトボード
*映画の定期上映を行っているほか、講義や座談会等のトークイベントに貸し出している。
アーカイブズ及びその他の所蔵資料:
1.フィルム:約1.6万本(劇映画、ドキュメンタリー、アニメーション、ホームムービー等)
例:「明治の大相撲」「関東大震災実況」「蜂の巣の子供たち」「右門六番手柄」「江戸怪賊伝・影法師」「茶釜音頭」「茶目子の一日」
2.書籍:約1万冊(公開図書一覧 《閲覧室(整理中)》《ロビースペース》)
例:「伊丹万作全集」「伊藤大輔シナリオ全集」「山中貞雄作品集」「全集 黒澤明」「日本シナリオ体系」「韓国映画年鑑」「encyclopedia of a DOCUMENTARY FILM」
3.映画雑誌、単行本、パンフレットなど多数(公開図書一覧 《閲覧室(整理中)》《ロビースペース》)
例:「キネマ旬報」「映画の友」「スクリーン」「シナリオ」「映画評論」「映画芸術」
4.宣材(ポスター、チラシ、写真、絵看板など多数)
5.映写機材
6.撮影機材
7.編集機材
8.録音機材
9.その他
[参考画像](神戸映画資料館提供)
[復元実績](調査中)
素材提供復元作品、多数あり。
検索ツール:
管理上のデータベースがあるが公開されていない。
出版物等:
活動レポート
メールマガジン
開館時間:
10:30-18:00(水曜および木曜は休館)
※上映日については、開映1時間前よりチケット販売のため開館
アクセス及び利用条件:
神戸映画資料館のロビーにある資料の閲覧は自由。閲覧室は会員制。非会員も当日1day会員(100円)に申し込めば利用できる。上記以外は閉架式。閉架資料の閲覧希望者は事前にメールで問い合わせること。なお、利用時は「神戸映画資料館を支える会」サポーター会員に入会のこと。
アクセシビリティ:
【飛行機】神戸空港前駅から ポートライナーで「三宮」駅へ
【新幹線】JR新神戸駅から 市営地下鉄西神山手線で「新長田」駅へ
【車/バイク】阪神高速3号神戸線 湊川料金所より国道2号線須磨方面へ5分。交差点「大橋四丁目」を左折、アスタくにづか3番館駐車場へ(30分以内無料、以後10分毎に50円加算。1日最大800円。7~24時開門)
【自転車】アスタくにづか無料駐輪場へ(7-20時開門)
【神戸市営バス】
(1)新長田駅前または二葉町下車(17系統)
(2)大橋5丁目下車(5系統、80系統、81系統、113系統。但、停留しない便あり)
【市営地下鉄・私鉄】
(1)JR(大阪および姫路方面)からは「新長田」下車、南へ徒歩5分
(2)神戸市営地下鉄西神山手線からは「新長田」下車、南へ徒歩5分
(3)神戸市営地下鉄海岸線からは「駒ヶ林」下車、徒歩5分
(4)阪急・阪神電車(京都・大阪方面)からは阪急・阪神三宮でJR三宮に乗り換え
(5)山陽電車(姫路方面)からは山陽板宿で市営地下鉄板宿に乗り換え
*国道2号線(または高速高架)と大正筋商店街(たいしょうすじ しょうてんがい)の交差点角にあるエスカレーターで2Fへ。同ビル3Fの中華料理「神戸飯店」が目印。
研究支援サービス:
閉架資料の閲覧、収蔵フィルムの試写の相談に応じる。
試写は併設シアターの貸室制度を主に利用。
デジタル映像編集機も提供している(有料)。
複製サービス:
あり
公共エリア:
待合・展示ロビー・シネマカフェ
[作成日]
2017-08-04(初稿)
2019-08-28(最新版)
*次回改訂は2020年7月を予定しています。
[作成者]
映画保存協会
注記:
神戸映画資料館による監修あり(部分)。
記載項目は国際公文書館会議(ICA)の「ISDIAH アーカイブズ所蔵機関の記述に関する国際標準 第1版」日本語訳(国立公文書館 2010年)を参考にした。
情報源:
○「神戸の映像文化:「神戸と映画」「神戸映像アーカイブプロジェクト」の取り組み」(2014)
○「大阪に東洋1の撮影所があった頃:大正・昭和初期の映画文化を考える」
大阪府立大学観光産業戦略研究所、関西大学大阪都市遺産研究センター、大阪府、新なにわ塾叢書企画委員会編著(2013)
○「プラネット映画資料図書館[収蔵:神戸映画資料館]これまでの主な素材提供復元作品」
○神戸映画資料館 年間レポート No.3
神戸映画資料館 2010
○神戸映画資料館 年間レポート No.2
神戸映画資料館 2009
○神戸映画資料館 年間レポート No.1
○印は映画保存資料室に所蔵があります。
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