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2010年に小会が作成した『フィルム保存入門:公文書館・図書館・博物館のための基本原則』(全米映画保存基金 NFPF 2004)の日本語版をPDFで公開しています。その付録にコダックとデュポンのエッジコード表が掲載されています。この表を使って映画フィルムの製造年を知ることができます(作品の撮影年/公開年とは必ずしも一致しません)。
コダックは20年周期の記号を使っているため、どの20年間のものか調べる必要があります。
富士フイルムが使用している4桁の英数字のはじめの2桁は製造年を示します〔製造月の頭文字を3ヶ月ごとに示すアルファベット(JM=1〜3月、AJ=4〜6月、JS=7〜9月、OD=10〜12月)と2桁の数字の組み合わせ〕。
なお、富士フイルムも含む他社製造の映画フィルムのエッジコードについてはハロルド・ブラウン著『Physical Characteristics of Early Films as Aids to Identification 増補改訂版』に詳しい情報が掲載されています。*映画保存資料室に所蔵あり。
>> 『Physical Characteristics of Early Films as Aids to Identification 増補改訂版』(FIAF 2020)
コダックの小型映画(8mm、16mm)のエッジコードについては『家庭でもできるフィルム保存の手引き』の付録に掲載されています。
>> 『家庭でもできるフィルム保存の手引き』 日本語版(2012)
更新:2021.7.11
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