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フィルムアーキビストの養成

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フィルムアーキビストの養成

映像アーカイブについて学ぶことのできる教育機関となると、それほど多くはありませんが、小会が把握する限りではイタリア、フランス、オランダ、アメリカ、イギリス、オーストラリアに存在します。アメリカではニューヨーク大学、ロチェスター大学、UCLA、英国ではイースト・アングリア大学において映画保存の修士号が取得できます。

アーカイブ機関で実際に実習をおこなう一年コースとしてはアメリカのジョージ・イーストマン・ハウスにL. ジェフリー・セルズニック映画保存学校があります。2004-2005年からはロチェスター大学とのジョイント・プログラム(修士課程)も誕生しました。映画保存を学ぶ学生を対象とした奨学金制度も充実しており、毎年多くの卒業生が映像アーキビストとして巣立っています。

短期ではありますがARCHIMEDIA、FIAFサマースクールなども実績を残していますし、オーストラリアのチャールズスタート大学には、遠隔教育で視聴覚アーカイブの教育が受けられるコースもあります(Graduate Certificate in Audiovisual Archiving)。AMIAやSEAPAVAAといった映画保存関連団体や各アーカイブ機関が、初心者向けのトレーニングやシンポジウムを開催することもあります。

修士課程

イーストアングリア大学 MA Film Studies with Film Archive Option
ニューヨーク大学 NYU Moving Image Archiving & Preservation
UCLA MIAS Moving Image Archive Studies
アムステルダム大学 Universiteit van Amsterdam Preservation & Presentation of the Moving Image (Professional MA)

ほかに最新情報をお持ちの方がいらっしゃいましたら、ご一報ください。

日本人ではこれまでにイースト・アングリア大学の卒業生が1名、セルズニック・スクールの卒業生が1名(FPS会員)、MIAS UCLAの卒業生が1名(FPS会員)、パリ第8大学の卒業生が2名いることを確認していますが、網羅的に把握しているわけではありません。

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Selznick School students 2000-2001, at AMIA conference in LA

Language: English

小中大

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今後のイベント情報

06/10
東南アジア太平洋地域視聴覚アーカイブ連合(SEAPAVAA)会議
04/16
国際フィルムアーカイブ連盟(FIAF)会議
04/10
オーファンフィルム・シンポジウム
11/30
東京現像所 全事業終了
10/27
日韓映写技師会議 in 福岡

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