BFA フィルムに残る文京のくらし vol.003 アンケート結果

寒空の下、キャパ1500という広い講堂で開催した「フィルムに残る文京のくらし」。以下の通り130名を超える皆さまのご来場を賜り、無事終えることができました。

文京映像史料館 巡回上映会 フィルムに残る文京のくらし vol.003 大塚篇
会場:お茶の水女子大学講堂(徽音堂)
日時:2011年11月27日(日)14時開場、14時30分開始、16時終了

アンケートにいただいたご質問に、この場でできる限りお答えいたします。
・『東京女子高等師範學校新築落成祝賀會』(1936)全篇は?: こちらでご覧いただけます → http://teapot.lib.ocha.ac.jp/ocha/handle/10083/31326(67.46 MB WMV)
・戦前の文京区を記録した映画フィルムは?: もちろん探しております。ぜひ情報をお寄せください。
・野口さんのフィルムの発色の良さはテクニカラー?: KODAK Super8によるものと思われます(調査不足につき詳細不明)。テクニカラーではありません。
・文京区で撮影された劇映画の本格的な調査は?: ボランティア活動の範囲で実施を検討しております。

以下のようなご意見もいただきました。
・イベント告知をしてほしい、というご要望を多数いただいております。主に当HPやTwitterで告知しておりますが、可能でしたら月刊メールマガジン『メルマガFPS』をご購読いただくか、谷根千ねっとというサイトの「情報トピックス」をご確認なさってください。ボランティア会員によるチラシの配布/発送/新聞折り込み、区報への掲載などもおこなっておりますが、人員と予算の深刻な不足から、過去の参加者の方にDMをお送りすることはできません。何卒ご了承ください。
・ご高齢の方や後方にお座りになったと思われる方から、マイクのボリュームが低く解説の声が聞き取りにくかった(ほとんど聞こえなかった)というご指摘を3件お受けしました。配慮が行き届かずご迷惑をおかけしましたこと、関係者一同心よりお詫びいたします。その場で対応可能な場合もありますので、今後同様の問題にお気づきでしたら、どうかFPS会員までお知らせください。
・会場がとても寒かったと言うご意見が1名の方からありました。広い会場のため、場内の温度を上げることができず申し訳ありませんでした。事前の確認も怠っておりました。

尚、文京ふるさと歴史館において現在《開館20周年記念 特別展「坂道・ぶんきょう展」》が催されているそうです(2011年12月4日まで)。今回上映させていただいた『坂 くらしの中の風景』と近しいテーマですので、ぜひお出掛けください。詳しくはこちらをご覧ください。

次回は2011年3月24日(土)に《シビックセンター》にて開催の予定です。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

参加者:約130名 内アンケート回収78枚

・お住まい 文京区内 50名、文京区外 28名
・年代 10-20代 3% 30-40代 30%、50-60代 30%、70代以上 37%
・このイベントを知ったきっかけ ちらし 46名、区報 18名、口コミ 12名

以下、掲載許可をいただいた中からご感想を採録いたします。アンケートへのご協力に感謝いたします。

文京区で生まれ育ち、今、大塚の地で10年在住。自分の住んでいるまちを知りたく、もっと身近に感じたく参加しました。とてもすばらしい企画。生演奏のピアノもあって、情景をもっと心深く見ることができました。またぜひ参加したいです。懐かしい貴重な映像をありがとうございました。50代主婦・匿名希望さん

大阪から引っ越ししてきた者ですが、昔の東京はこんな感じだったのですね。家族の歴史を感じました。撮りためてあまり見ていないビデオがあるので、何十年後かにこんなに感動して見れるのなら大切にしようと思いました。とても良かったです。映画フィルムの素晴らしさを知りました。30代契約職員・中村裕子さん

文京区(昔は小石川区)で大正15年に生まれ、育ちました。子どもの頃と現在のまちの様子はまったく違います。時折、昔を懐かしんでいます。80代隠居の身・石田美奈子さん

どんな小さなひとこまでも、後々に貴重な思い出、記録になることを痛感しています。映画フィルムに縁のない子ども時代でしたので残念ですが、上映を拝見し、同じような時があったことを思い出しました。60代・匿名希望さん

東大在学中、本郷4丁目になったばかりの真砂町に下宿していましたが、お茶大に来たのははじめてで、環境の良いのにビックリしました。映画は大好きですので、今後も参加したいと思います(今日は東京FILMeXに行かずこちらに来て良かったです)。フィルムの保存・修復にも興味があります。70代大学教授・金井道夫さん

まちや学校の昔もさることながら、ホームムービーにみるご家族の微笑ましい様子がとても良かったです。映画フィルムの収集・保存が進みますように、個人の所有のものも、ぜひ公共の財産として広く共有させていただけるように、活動に期待しております。30代公務員・北岡タマ子さん

1960年に教育大学入学、跡見女大・お茶大はすぐ近く、大塚仲町にも下宿しました。茗荷谷・大塚駅が最寄り駅の4年間でしたから、今日の上映会楽しめました。とくに3番目の伊郷さんの映像は年代もぴったりでした。91歳の母上にも感動。(2番目の映像の)跡見のお嬢さんたち、コートの赤が印象的でした。保存・上映されることを祈ります。70代主婦・中川厚子さん

Language: English

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今後のイベント情報

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東南アジア太平洋地域視聴覚アーカイブ連合(SEAPAVAA)会議
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オーファンフィルム・シンポジウム
11/30
東京現像所 全事業終了
10/27
日韓映写技師会議 in 福岡

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