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毎年10月の第3土曜日は、ホームムービーの日 Home Movie Day
-HMD。HMDは、子どもの成長記録、地元のお祭り、ちょっと恥ずかしい学生時代の自主映画など、地域や家庭に眠る映画フィルムを内容を問わず持ち寄って上映する国際的な記念日として、世界17カ国100都市で祝われています。日本では、初年度の2003年から映画保存協会が普及に努め、10年目の2012年には、国内19会場にまで広まりました。事前に、あるいは当日その場で必ず映画フィルムの状態をチェックして、メンテナンスの行き届いた機材で上映しています。
当初は開催地ごとにホーム・ムービー・デイ、ホームムービー・デー…といった表記揺れが目立ちましたが、各地の世話人の話し合いによって「ホームムービーの日」に統一することになり、検索しやすくなりました。また、共通のロゴマークもご用意しています。データをお送りしますので、HMD世話人MLにご参加の皆さまはMLまでお尋ねください。MLにまだご参加でない方は小会 hmd@filmpres.org(担当:竹森、日比野)までお気軽にお問合せください。ちなみに、HMDとユネスコ世界視聴覚遺産の日は関係ありません(!)。
>> 最新ニュース www.homemovieday.jp
>> Japanese Small Gauge/Amateur Footage Search
〈映画保存資料室〉では、全国のHMD世話人の皆さまのご協力により、国内のHMD開催資料を収集、保存して公開してきました。締切はとくに設けず、会場ごとに1回分(1年分)の開催資料(チラシ、プレスリリース、当日の配布資料、掲載紙のコピー、画像等)をひとまとめにしてお送りいただいています。
送付先:〒113-0022 東京都文京区千駄木5-17-3 NPO法人映画保存協会
TEL 03-3823-7633/担当:竹森、日比野 hmd@filmpres.org
・チラシ、配布物等の紙資料=現物またはコピー《各3部》を同封してください。内1部を本部CHMに送付することがあります。
・画像=スタッフの集合写真を含む《計5点》はメール添付等でご提出ください。ファイル名に会場名と開催年を半角英字で入れてください(例えば「HMD Nagoya2020_no.5」等)。
>> 画像の見本
・チラシ、配布物等にHMD(日本)のロゴをご使用いただける場合は、クレジットをお願いしてきました(例えば「企画:NPO法人ホームムービー・センター、協力:NPO法人映画保存協会 」等 ←ご相談に応じます)。
・多量のチラシやの画像をご送付いただきましても少数のボランティアスタッフでは扱うことができませんので、事前に選別なさってください。また、提出物につきましては、原則として返却いたしません。
・すべて公開資料となることをご了承ください。
・ホームムービー・データベースの構築も継続いたします。参加ご希望の場合は所定のフォームをご利用ください(事前にご相談のこと)。
映画フィルムの探索やデジタル化が現物の廃棄を誘因してしまうことも考えられます。そこで小会会員が世話人のHMD会場では、お預かりした映画フィルムを所有者にご返却する際、「映画フィルムを捨てないでください」というカードおよび「家庭でもできるフィルム保存の手引き」(A4版)を添え、現物保存を訴えています。「家庭でもできるフィルム保存の手引き」(A4版)は各地の世話人の皆さまにも配布してきました。今後もご利用いただけますようお願いします。
>> 家庭でもできるフィルム保存の手引き(HMD用 A4版 PDF)
ホームムービーの日の本部は米国のNPO法人ホームムービー・センター(Center for Home Movies)です。http://www.centerforhomemovies.org/
ホームムービーの日によせて……
映画保存の対象を商業作品に限定する必要はありません。ホームムービーは、家族の大切な瞬間をとらえた私的記録であるだけでなく、歴史的・文化的記録としてもかけがえのないものだからです。たとえばケネディ大統領暗殺の瞬間は、エイブラハム・ザプルーダーという一市民が撮影した8ミリフィルムに記録されていました。画家フリーダ・カーロとディエゴ・リべラの写った見事な極彩色の映像は、ニコラス・ムライの16ミリカメラによるものです。こうした貴重なフィルムが存在しなかったら、私たちの歴史の見方はどんなに違っていたことでしょう。「ホームムービーの日」はフィルムだけでなく、それらを撮影した人々のための記念日です。フィルムに刻みこまれた記憶を大切に受け継いでいくにはどうすればいいのかもっと知りたい… そんな興味をおもちの方はぜひ、お近くの町で開かれるこの祭典にご参加ください。
CHMによる公式サイトの和訳に国内向けの情報を若干追記しました。
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2003年の第一回以来ご協力くださったすべての世話人・主催団体・各会場の皆さまに、会員一同心より感謝いたします。
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FPSは、動的映像アーキビスト協会(AMIA)及び米国ホームムービー・センター(CHM)の活動に賛同して、初年度(2003年)より国際的な映画保存の記念日 ホームムービーの日 (HMD)の国内での普及に努めています。
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サンフランシスコ在住の視聴覚アーキビスト、ジョージ B. フォックス氏による8mmフィルムの「コーヒー現像」のビデオガイドに日本語字幕を付けました。
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《ホームムービーの日》で過去に上映された作品を世界中から集めて収録したDVD『 Living Room Cinema/お茶の間映画館』(制作:CHM)が、東京藝大で開催されるこのイベントにて上映されることになりました。
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毎年8月の第2土曜を家庭に眠るフィルムの記念日と定め、世界中で同時に上映会を開こうという試み「ホームムービーの日(HOME MOVIE DAY=HMD)」。思えば3年前、手探りで開催した豊橋会場では映写機が次々故障し、お客さまに鉛筆を使ってフィルムを巻き取っていただいたのでした。 昨年は夕刊で紹介され、上映作品の幅がぐんと広がりました。
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最近は、何もかもがデジタル、デジタル、デジタル!!な世の中。音楽やカメラはもちろん、犯罪だって炊事だって、何もかもがデジタルという前置詞なしには語れない。もちろん、映画も。
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【月刊なごや 2004年10月】
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