「第8回 映画の復元と保存に関するワークショップ」(2013)で行われたライトニングトークは以下の通り計17件、発表時間は各5分でした。
アリスキャン
ARRI社のフィルムスキャナー〈アリスキャン〉の概要とそのフィルムアーカイブにおける活用について。
早稲田大学演劇映像学連携研究拠点 2013年度公募研究
「上山草人資料を活用した日米露の比較映画史研究」の中間報告を中心とする「演博」の活動紹介。
アーカイブ映像の公開
地域で掘り起こされた映像を次世代に残すためには、映画作りと上映会が不可欠。「あだち8フィルムアーカイブ」を中心に、これまで取り組んできた地域映像アーカイブの事例を紹介。
DVDプロキノ作品集の刊行
2013年9月に六花出版より「DVDプロキノ作品集」が刊行される。戦前に活動したプロキノの映像復刻の意義とは。
映写機の保存活動の現状と今後の展望
東京で映画館(ギンレイホール)を経営するギンレイシネマックスは、2011年から35mmフィルム映写機の収集を開始した。急速なデジタル化が進む中、新旧・国内外問わず既に70台余の映写機を千葉県の「成田映画センター」に保管し、再設置のためのメンテナンスも行っている。
東文研の活動について
東文研の活動内容の紹介。
IMAGICAウェストの業務内容について
現在のIMAGICAウェストの業務内容の紹介。
小型フィルムへの取り組み
8mmや9.5mmフィルムといった小型映画について、IMAGICAウェストにしかできない復元方法とそのワークフローを紹介。
映像ア-キビストの会のお知らせ
映画・映像の保存と活用にかかわる実務者相互の情報交換と議論の場を恒常的・定期的に設けたいと想いから立ち上げた「映像アーキビストの会(仮)」への参加呼びかけ。会合の第一回目は既に都内で開催され、24名が参加した。
東京現像所のアーカイブの取り組み
東京現像所のフィルムアーカイブに関連する活動内容の紹介。
映画フィルムの保存と活用
産業技術の専門家と連携して取り組んでいる映画フィルムの保存と活用について。
TVまんが「ロボタン」の保存について
昭和40年代に放映されたTVまんが「ロボタン」のネガフィルムを手に入れたが、保存場所がなく困っている。広く協力者を求めたい。
※保存場所の問題は解決し、協力者の募集は終了いたしました。
映画保存協会からの報告
弘前における「ホームムービーの日」の開催状況。
>> ホームムービーの日
映像玩具キノ-ラの再現
鎌倉市川喜多映画記念館の依頼でキノ-ラを制作。その制作過程の紹介と原始的な映像体験について。
カンボジアの映像保存
カンボジアの首都プノンペンで映像資料を保存・活用している3つの施設(ボパナ視聴覚リソースセンター、カンボジア国立公文書館、カンボジア資料センター)の概略と現状。
近年の研究活動と日頃のフィルムア-カイブとの関わり
大学院修了後に訪問したルーマニアの国立フィルムアーカイブに関する報告と、現在勤務している大学で学生と行っているフィルムアーカイブ活動について。
映画フィルムの臨床保存(保存現場での諸問題と対応)
東京国立博物館が所蔵する約250本の映画フィルムの保存に際して直面したいくつかの問題点と選択した解決方法の紹介。
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