TOP > 映画保存とは > 映画フィルムの劣化5段階(NFPF)

映画フィルムの劣化5段階(NFPF)

TOP > 映画保存とは > 翻訳 > フィルム保存入門:公文書館・図書館・博物館のための基本原則 > 映画フィルムの劣化5段階

映画フィルムの劣化5段階

2010年に小会が作成した『フィルム保存入門:公文書館・図書館・博物館のための基本原則』(全米映画保存基金 NFPF 2004)の日本語版をPDFで公開しています。同テキストの中に映画フィルムの劣化5段階が掲載されています。

映画フィルムの劣化5段階

ナイトレートフィルムの劣化

1. 画が薄れていく。乳剤が茶系に変色する。微かな異臭。
2. 乳剤(エマルション)がべとべとになる。微かな異臭。
3. 乳剤の溶解と気泡の発生。異臭が次第に強まる。
4. フィルム全体が固い塊になる。強烈な異臭。
5. 塊が崩れて茶系色の粉末になる。

アセテートフィルムの劣化(ビネガーシンドローム)

1. フィルムが酢酸臭を発しはじめる。
2. フィルム・ベースが縮み始める。縮みの度合いは不規則なのでフィルムが縦にも横にもカールし、ねじれを起こす。
3. フィルムから柔軟性が失われる。(フィルムのロールが角張る)
4. 乳剤がベースから剥離し始め、最終的には剥がれ落ちる。
5. フィルムのエッジやロールの表面に白い粉が浮く。

更新:2021.7.11

Language: English

小中大

twitter

facebook

flickr

今後のイベント情報

06/10
東南アジア太平洋地域視聴覚アーカイブ連合(SEAPAVAA)会議
04/16
国際フィルムアーカイブ連盟(FIAF)会議
04/10
オーファンフィルム・シンポジウム
11/30
東京現像所 全事業終了
10/27
日韓映写技師会議 in 福岡

映画保存の最新動向やコラムなど情報満載で
お届けする不定期発行メールマガジンです。

メールアドレス 登録はこちらから

関東圏を中心に無声映画上映カレンダーを時々更新しています。
こちらをご覧ください。