視聴覚アーカイブ機関連絡協議会(CCAAA)傘下の8機関の内、FIAT/IFTAとSEAPAVAAを除く6機関が何らかのジャーナルを発行していると思われます。ここでは映画保存資料室が所蔵する3機関(AMIA、IASA、FIAF)のジャーナルの目次を紹介します。
タイトル:Journal of Film Preservation
著者:国際フィルムアーカイブ連盟 Fédération Internationale des Archives du Film, FIAF
出版社:FIAF
刊行巻次:1号 (1972)-
刊行頻度:半年刊
言語:英語、フランス語、スペイン語
詳しくはこちら(英語)をご覧ください。
*FPS映画保存資料室に#70および#76から#101および#106以降所蔵があります。
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目次
フレデリック・メール(FIAF会長、シネマテーク・スイス代表)
1. [追悼 アイリーン・バウザー(1928-2019)]
ロン・マリオッティ(NY近代美術館映画部門 キュレーター/米国)、ジョン・ガルテンベルク(元NY近代美術館映画部門 キュレーター/米国)、ロバート・ドーデリン(元FIAF会長、元シネマテーク・ケベコワーズ代表/カナダ)
2. [追悼 ポール・スペール(1931-2019)]
グレゴリー・ルコウ(米国議会図書館視聴覚資料保存センター(NAVCC)映画放送録音物部(MBRS)主任)
3. [歴史の構築:フィルムアーカイブ、上映プログラム、映画保存]
ジャン=クリストファー・ホラック(元UCLAフィルム&TVアーカイブ代表/米国)
4. [DIN SPEC 15587:ドイツにおける映画フィルムのデジタル化のための新標準]
Jörg Houpert、Egbert Koppe(Cube-Tec International/ドイツ)
>> Cube-Tec International社について(オタリ株式会社)
5. [シネマテック:イスタンブールのカドゥキョイ地区にある映画の家]
Jak Salom(シネマテック・プロジェクト・リーダー/トルコ)
1. [ロバート・ドーデリン元代表のインタビュー 第一部:1970年代]
Marina Gallet、Guillaume Lafleur(シネマテーク・ケベコワーズ/カナダ)
2. [アーネスト・リンドグレンの「Cataloguing the National Film Library〔国立フィルム・ライブラリーのカタロギング〕](1940)」について
テルマ・ロス(NY近代美術館映画部門 カタロガー/米国)
1. [BFI国立アーカイブにおける写真コレクションの保存]
ナイジェル・アーサー(BFI国立アーカイブ キュレートリアル・アーキビスト/英国)
2. [デジタル・ネイティブのノンフィルム資料:ニューメディア、新たなフィルムアーカイブの実践?]
ヴィンセント・スピルマン(シネマテーク・トゥールーズ ドキュメンタリスト/フランス)
3. [展望、比較、文脈化:シネマテーク・フランセーズのコレクションに含まれるフランス映画のスチル写真(1958-1968年)の研究]
Juliette Huba-Mylek
4. [シネマテカ・ウルグアイ:慢性的な実現不可能から実現可能な未来へ]
María José Santacreu、Alejandra Trelles(シネマテーク・ウルグアイ)
5. [過去を投影するセッションの再開:スペインで1896〜1910年に撮影された映画]
Rosa Cardona(フィルモテカ・デ・カタルーニャ/スペイン)、Iolanda Ribas(フィルモテカ・エスパニョーラ/スペイン)、Daniel Sánchez-Salas(レイ・ファン・カルロス大学コミュニケーション学部/スペイン)
6. 変わりゆく世界で関連性を保つ:DFF – 設立70年を迎えたドイツ映画協会&映画博物館
エレン M. ハリントン(DFF代表/ドイツ)、Ines Byer、David Kleingers、Christine Kopf、Thomas Worschech
7. フィルム・ライブラリーからビデオ・ライブラリーへ:フランス国立図書館の動的映像コレクション
Alain Carou(フランス国立図書館 コンサバター)
8. [フィルムからストリームへ:10年の歳月を経たKAVI(フィンランド国立フィルムアーカイブ)の"Elonet"]
Mikko Kuutti(フィンランド国立フィルムアーカイブ副代表、ヨーロッパ・シネマテーク協会会長)
1. ジェルメーヌ・デュラック著 『Qu’est-ce que le cinéma?/What is Cinema?〔映画とは何か?〕』
Hélène Frazik(パリ大学/フランス)
2. Scott Mackenzie、Janine Marchessault編 『Process Cinema: Handmade Film in the Digital Age〔プロセス・シネマ:デジタル時代の手作り映画〕』(2019)
Helen de Witt(ロンドン大学/英国)
3. Benoît Turquety著、Timothy Barnard訳 『Inventing Cinema: Machines, Gestures and Media History』(2019)
Stephen Herbert(元BFI国立シアター/英国)
4. ジャン・ヴィゴ協会編 『Un monde et son double. Regards sur l’entreprise visuelle des Archives de la planète (1919-1931)』(2019)
Stéphanie E. Louis(フランス国立古文書学校)
5. パオロ・ケルキ・ウザイ他編 『The Art of Film Projection: A Beginner’s Guide〔映写技術:初心者向けの手引書〕』(ジョージ・イーストマン博物館 2019)
ロブ・マーフィー(サン劇場 主任映写技師/オーストラリア)
※ 所蔵あり
1. リヒャルト・オスワルド監督『Der Hund von Baskerville/The Hound of the Baskerville〔シャーロック・ホームズ:バスカビル家の犬〕』(1929)[Blu-ray](Flicker Alley 2019)
Laraine Porter(デモントフォート大学レスター・メディア・スクール講師/英国)
2. アレクサンダー・ヘルツ監督『Bestia/The Polish Dancer』(1917)[Blu-ray](ポーランド国立フィルムアーカイブ 2019)
Michael Brooke(映画評論家/英国)
3. Legend of the Witches(1970)/Secret Rites(1971)[DVD+Blu-ray](BFI 2019)
Anthony Blampied(シネマテック アーキビスト/ベルギー)
目次
Elaine Burrows
1. [映画史上における無声映画の速度:標準と実践]
Maral Mohsenin(シネマテーク・スイス)
2. [現存の人々の記憶の中に:ヴィム・ヴェンダース財団の横顔]
Sofia S. Pires(アムステルダム大学/オランダ)
>> https://wimwendersstiftung.de
3. [映写方式のコレクションから映画上映の再構築まで:ジャン=ピエール・ヴェルシュキュア(Verscheure)を出所とするモノ資料]
Denis Grizet(レンヌ第二大学/フランス)
4. The Interoperable Master Format (IMF) in Film Preservation
[映画保存におけるインターオペラブル・マスター・フォーマット(IMF)]
Walter Arrighetti(ジョン・カボット大学/イタリア)
5. [ケント動的映像博物館(Kent MOMI)]
デイヴィッド・フランシス(FIAF名誉会員、元NFTVA/英国)、Joss Marsh(元スタンフォード大学、インディアナ大学/米国)
6. [隔年開催される視聴覚アーカイブ・サマースクール(BAVASS)の開始]
Rachael Stoeltje(インディアナ大学図書館 動的映像アーカイブ代表/米国)
7. [共にリソースを構築する – フィルムアーカイブのためのリンクト・オープン・データ]
Adelheid Heftberger(ドイツ連邦公文書館、FIAFカタロギング&ドキュメンテーション委員会)
8. [FIAFへの別れの手紙]
Erlendur Sveinsson(アイスランド国立フィルムアーカイブ)
1. [ブリティッシュ・キネマトグラフ・ソサエティによる映画保存の手法に関する1934年の報告]
Kieron Webb(BFI国立アーカイブ/英国)
2. [米国議会図書館ペーパープリント・コレクションの起源]
Charles “Buckey” Grimm(映画研究者)
3. [フレディ・ビュアシュとFIAF]
Nadia Roch(シネマテーク・スイス)
4. [イーノ・パタラスへの謝辞]
シュテファン・ドレスラー(ミュンヘン映画博物館代表/ドイツ)
1. [ループライン(Loopline)]
Kasandra O’Connell(アイルランド国立フィルムアーカイブ)
2. [〔1918年のドイツ無声喜劇映画〕『Gräfin Küchenfee(Countess Kitchenmaid)』の復元]
David Emery(ライアソン大学/カナダ)
3. [『忘れられた人々』:記憶と美的な実例の復元]
Gabriele Angelo Perrone(シネテカ・ナシオナル/メキシコ)
4. [メキシコ・シティの国立映画学校(CCC)における映画の図書館情報学]
Lisa Danielle Johnson Mújica、Rodrigo Mota Lazzari、Enrique Mendoza Rojas、Isabel Huerta Olvera(メキシコ国立文化芸術評議会所属映画学校)
1. Hollywood Goes Latin: Spanish-Language Cinema in Los Angeles
Maria Elena de las Carresas、ジャン=クリストファー・ホラック編 FIAF/UCLAフィルム&TVアーカイブ 2019年
Colin Gunckel(ミシガン大学/米国)
2. Silent Cinema: A Guide to Study, Research and Curatorship
パオロ・ケルキ・ウザイ著 BFI 2019年
ローラン・マノーニ(シネマテーク・フランセーズ)
>> https://www.bloomsbury.com/us/silent-cinema-9781844575299/
3. Futurs de l’obsolescence : Essai sur la restauration du film d’artiste
Enrico Mamporesi著 Éditions Mimésis 2018年
Cécile Dazord(元ストラスブール近現代美術館/フランス)
1. Prípad Barnabáš Kos/The Barnabáš Kos Case
スロバキア映画協会 2019年
Michael Brooke(元BFI国立アーカイブ/英国)
2. Let’s Go in to a Picture Show
Harbinger Eecords/米国 2018年
Michael Hammond(サウサンプトン大学/英国)
目次
Elaine Burrows
1. [『FIAF Information Bulletin』と『Journal of Film Preservation』:歴史的概観]
クリストフ・デュパン(FIAF事務局長)
2. [デイヴィッド・フランシスによるアーネスト・リンドグレン]
デイヴィッド・フランシス(FIAF名誉会員、元NFTVA/英国)
3. [ウラジミール・オペラによる第1回FIAFサマースクール]
ウラジミール・オペラ(FIAF名誉会員/元チェコ国立フィルムアーカイブ)
4. [ジャン=クリストファー・ホラックによる『FIAF Information Bulletin』とブライトン会議]
ジャン=クリストファー・ホラック(UCLAフィルム&TVアーカイブ 代表/米国)
5. [エヴァ・オルバンツによるハロルド・ブラウンと知的コミュニケーション]
エヴァ・オルバンツ(FIAF名誉会員、元ドイツ・キネマテーク)
6. [ウォルフガング・クラウエによるユネスコ「動的映像の保護及び保存に関する勧告」]
ウォルフガング・クラウエ(FIAF名誉会員/元東ドイツ国立フィルムアーカイブ)
7. [エレイン・バロウズによる英国国立フィルム(&TV)アーカイブ目録]
エレイン・バロウズ(元NFTVA/英国)
8. [キャサリン A. スロヴィエクによるポルデノーネ無声映画祭]
キャサリン A. スロヴィエク(元ポルデノーネ無声映画祭カタログ編集者)
9. [ロジャー・スミザーによるFIAFナイトレート・プロジェクトに関する自らの記事]
ロジャー・スミザー(FIAF名誉会員、元王立戦争博物館フィルム&ビデオアーカイブ/英国)
10.[フレディ・ビュアシュによる『La Crise des cinematheques… et du monde』]
フレディ・ビュアシュ(FIAF名誉会員、シネマテーク・スイス創設者)
聞き手:フレデリック・メール(FIAF会長、シネマテーク・スイス 代表)
11.[岡島尚志によるレイ・エドモンドソン]
岡島尚志(国立映画アーカイブ館長/日本)
12.[エリック・ル・ロイによるエリック・デ・カイパー著「La memoire des archives」]
エリック・ル・ロイ(CNC/フランス)
13. [ルイス・ブニュエルに関する二つの記事に対するEsteve Riambauのコメント]
Esteve Riambau(フィルモテカ・カタルーニャ 代表/スペイン)
14.[パオロ・ケルキ・ウザイによるアレクサンダー・ホーワス]
パオロ・ケルキ・ウザイ(ジョージ・イーストマン博物館 映画部門代表/米国)
15.[ロバート・ドーデリンが聞き手となったホセ・マニュエル・コスタのインタビュー] ロバート・ドーデリン(元シネマテーク・ケベコワーズ/カナダ)
16.[エディス・クラマーによるマーク・トスカーノ著「Archiving Brakhage」]
エディス・クラマー(元パシフィック・フィルムアーカイブ/米国)
1. The Colour Fantastic: Chromatic Worlds of Silent Cinema (Framing Film)
Amsterdam University Press、EYE映画博物館/オランダ 2018年
Eva Hielscher(チューリヒ大学/スイス)
2. Silent Features: Essays on Silent Feature-Length Films 1914-1934
Steve Neale編 University of Exeter Press/英国 2017年
Pamela Hutchinson(映画研究者/英国)
3. The Greatest Films Never Seen: The Film Archive and the Copyright Smokescreen
Claudy Op den Kamp著 Amsterdam University Press、EYE映画博物館/オランダ 2018年
Annabelle Shaw(BFI/英国)
4. The Guide to Movie Lists: Filmographies of the World
Howard Summers(著)
自費出版 2018年
Antti Alanen(フィンランド国立視聴覚協会)
1. Příchozí z temnot / Otrávené světlo (The Arrival from The Darkness/ The Poisoned Light)(1921年)
Filmexport/チェコ 2018年
Michael Brooke(元BFI国立アーカイブ/英国)
2. L’Empire de la perfection
UFO Distribution/フランス 2019年
Stephanie Louis(PSL大学/フランス)
目次
Elaine Burrows
1. Africa in the World of Moving Image Archiving: Challenges and Opportunities in the 21st Century[動的映像アーカイブ活動の世界におけるアフリカ:21世紀の挑戦と好機]
Aboubakar Sanogo(カールトン大学/カナダ)
2. The Digital Statement Part 1[デジタル声明 その1]
FIAF技術委員会
3. Slow Disasters: How Neglect Continues to Destroy our Film Heritage[緩慢な災害:怠慢が我々の映画遺産をいかに破壊し続けるか]
デイヴィッド・ウォルシュ(王立戦争博物館デジタル保存コンサルタント/英国)
4. The Third Annual FIAF/Cinémathèque française Winter School: Programming Film Heritage[シネマテークフランセーズの第3回FIAFウィンタースクール:映画遺産のプログラミング]
Rachael Stoeltje(インディアナ大学図書館 動的映像アーカイブ代表/米国)
5. Le Cadre juridique de la programmation de films[映画プログラミングの法的枠組]
Catherine Hulin(パリ第8大学/フランス)
6. Les Questions juridiques relatives à la programmation: le cas spécifique des oeuvres orphelines[プログラミングに関連する法的問題:オーファン作品の事例]
Karine Nonnon(CNC/フランス)
7. Copyright, Rights Research, and Orphan Works in the UK
[英国における著作権、権利調査、オーファン作品]
Annabelle Shaw(BFI/英国)
8. A Movement Begins in Sri Lanka[スリランカで始まった運動]
デイヴィッド・ウォルシュ、ミック・ニューンハム(元SEAPAVAA会長/オーストラリア)、Shivendra Singh Dungarpur(映画遺産財団代表/インド)
9. Madeleine Malthête-Méliès (1923-2018)[追悼マドレーヌ・マルテット=メリエス]
Laurent Mannoni(シネマテーク・フランセーズ/フランス)
10. Pierre Rissient (1936-2018)[追悼ピエール・リシアン]
エリック・ル・ロイ(CNC/フランス)
11. Enno Patalas (1929-2018)[追悼エンノ・パタラス]
Werner Sudendorf(元ドイツ・キネマテーク)、ジャン=クリストファー・ホラック(UCLAフィルム&TVアーカイブ)
1. FIAF: From a Promising Start to Forced Hibernation (1938-1945)[FIAF:幸先のいい始まりから強制冬眠まで(1938-1945年)]
クリストフ・デュパン(FIAF事務局長/ベルギー)
2. Fifty Years of the Slovenian Film Archives[スロベニア映画アーカイブの50年]
Tatjana Rezec Stibilj(スロベニア映画アーカイブ代表)、Lojz Tršan(元スロベニア映画アーカイブ代表)
3. Rapatrier l’oeuvre de Georges Méliès: la collection de Madeleine Malthête-Méliès[ジョルジュ・メリエス作品の返還:マドレーヌ・マルテット=メリエスのコレクション]
Anne-Marie Quévrain(メリエス協会シネマテーク)
1. The Wooden Vault. A Unique Approach to Nitrate Film Storage at Filmarchiv Austria[木造の保管庫:フィルムアルヒーフ・オーストリアのナイトレートフィルム収蔵に対する独自の取り組み] Anna Dobringer(フィルムアルヒーフ・オーストリア)
2. Des villes, des cinémas, des ambiances. Trois applications numériques et contributives pour explorer les rapports entre la ville et le cinéma[都市と映画館と環境:都市と映画館の関係を探るための一助となる3つのデジタル・アプリケーション]
Jérémie Bancilhon(Go On Web ウェブデザイン)、Nicolas Tixier(建築家)、Peggy Zejgman-Lecarme(シネマテーク・グルノーブル/フランス)
3. La recuperación de un significativo film marroquí: De quelques évènements sans signification (Mostafa Derkaoui, 1974)[重要なモロッコ映画の復元:『De quelques évènements sans signification〔いくつかの無意味な出来事について〕』(Mostafa Derkaoui監督 1974年)]
Rosa Cardona, Léa Morin(フィルモテカ・カタルーニャ/スペイン)、Esteve Riambau(フィルモテカ・カタルーニャ代表)
4. Digitising 25,000 Films a Year. A Challenge for Filmarchiv Austria[年間25,000本のフィルムのデジタル化:フィルムアルヒーフ・オーストリアの挑戦]
常石史子(フィルムアルヒーフ・オーストリア技術部長)
5. La Cineteca FICG de la Universidad de Guadalajara: Un nuevo esfuerzo para preservar y difundir el lenguaje de las imágenes en movimiento en el occidente de México[グアダラハラ大学のチネテカFICG:メキシコ西部の動的映像の言語を保存し普及させる新たな取り組み]
Iván Trujillo Bolio(チネテカFICG代表)、Bibiana Tenorio Orozco(チネテカFICG)
1. 24 ilusiones por segundo: la historia de Cinemateca Uruguaya〔毎秒24コマの幻想:シネマテカ・ウルグアイの歴史〕
シネマテカ・ウルグアイ 2018年
Beatriz Tadeo Fuica(パリ第3-新ソルボンヌ大学IRCAV)
1. Voyage à travers le cinéma français
Gaumont 2018年
エリック・ル・ロイ(CNC/フランス)
2. Best of Viktor Kubal
スロベニア映画アーカイブ 2018年
Michael Brooke(元BFI国立アーカイブ)
3. Dive!
チネテカ・ディ・ボローニャ 2018年
Elisa Uffreduzzi(無声映画研究者)
4. Les Pionnières du cinéma
ロブスターフィルムズ 2018年
Jane M. Gaines(コロンビア大学)
目次
Michal Bregant(チェコ国立映画アーカイブ)
1. Un rêve qui prend forme: la Cinémathèque tunisienne[夢をかたちに:シネマテーク・チュニジエンヌ]
Hichem Ben Ammar & Mohamed Challouf(シネマテーク・チュニジエンヌ/チュニジア)
2. The Place of Analogue and the Double Life of Digital[アナログの場所とデジタルの二重生活]
José Manuel Costa(シネマテカ・ポーチュギーズ 映画博物館/ポルトガル)
3. David Abelevic Kaufman and Erich Hans Oswald Carl Maria Stroheim von Nordenwald or The wind bloweth where it listeth.[David Abelevic Kaufman(ジガ・ヴェルトフ)とErich Hans Oswald, Carl Maria Stroheim von Nordenwald(エリッヒ・フォン・シュトロハイム)、あるいは、風は思いのままに吹く。]
Helmut Färber(オーストリア)
4. Quand l’amateur s’y colle.(Modes d’)emploi de la presse à coller les films dans le cinéma amateur entre 1910 et 1930[アマチュアがそれにこだわるとき。1910-1930年のアマチュア映画におけるセメント・スプライサーの使用]
Thomas Godefroy(ローザンヌ大学/スイス)
5. A Challenge, Olympic in Its Nature and Its Scale[一つの挑戦、オリンピックの性質と規模]
エイドリアン・ウッド(OWL STUDIO)
>> Pick Up 「〈オリンピック・プロジェクト〉オリンピックの性質と規模に対する一つの挑戦」
6. The Colour Group (Great Britain) A Brief Introduction[カラー・グループ(英国)の簡単な紹介]
Elza Tantcheva-Burdge(カラー・グループ代表/英国)
7. The Academy and Cinema Lighting: The Pre-Eminence of Excellence over Expedience[アカデミーと映画照明:万事に勝る優越性]
Jonathan Erland(ピックフェア協会会長/米国)
8. Visual Appearance of Silent Era Toning: Silver-Iodide-Based Mordant Colours in the Agfa Kine-Handbuch and the Joseph Joye Collection[無声映画時代の調色の見え方:アグファ Kine-Handbuch におけるヨウ化銀ベースの媒染色]
Ulrich Ruedel(ベルリン技術経済大学/ドイツ)
9. Henri Bousquet (1923-2017)[追悼アンリ・ブスケ]
Stéphanie Salmon(ジェローム・セドゥ-パテ財団/フランス)
1. Du référencement d’items à la description muséale et archivistique des collections[アイテムの参照から博物館とコレクションのアーカイブ記述へ] Martine Azpitarte-Vignot(シネマテーク・フランセーズ)& Laurent Bismuth(CNC/フランス)
2. Un museo para el cine argentino[アルゼンチン映画博物館]
Paula Félix-Didier & Andrés Levinson(アルゼンチン映画博物館)
3. La collection d’appareils de la Cinémathèque québécoise[シネマテーク・ケベコワーズの機材コレクション]
Pierre Véronneau(シネマテーク・ケベコワーズ/カナダ)
4. La Cinemateca Dominicana: retos y oportunidades de un archivo fílmico en desarrollo en el Caribe[シネマテカ・ドミニカーナ:カリブ海で発展途上にある映画アーカイブの課題と可能性]
Caroline Figueroa Fuentes & José Enrique Rodríguez(シネマテカ・ドミニカーナ/ドミニカ)
1. La Culture cinématographique du mouvement ciné-club. Une histoire de cinéphiles (1944-1999)
Léo Souillés-Debats(著)AFRHC 2017年
Stéphanie Louis(フランス)
2. Sustainable Audiovisual Collections Through Collaboration: Proceedings of the 2016 Joint Technical Symposium
Rachael Stoeltje(他編)Indiana University Press 2017年
Yvonne Ng(WITNESS)
3. Moving Image and Sound Collections for Archivists
Anthony Cocciolo(著)SAA 2017年
Rachael Stoeltje(インディアナ大学図書館フィルムアーカイブ)
1. Project Shirley
マイルストン 2017年
Laurence Kardish(NY近代美術館)
2. Jacinto Esteva
フィルモテカ・デ・カタルーニャ/スペイン 2017年
Jean-Paul Aubert(ニース・ソフィア・アンティポリス大学/フランス)
3. Lisboa, Crónica Anedótica
シネマテカ・ポーチュギーズ 2017年
Paulo Cunha(コインブラ大学/ポルトガル)
目次
フレデリック・メール(シネマテーク・スイス代表、FIAF会長)
1. The Search for the Lost Colours of Albatros Films[失われたAlbatros社〔1920年代設立のフランスの映画会社〕作品の色の探索]
Bregt Lameris(チューリヒ大学/スイス)
2. Vie(s) de Jésus. Essai d’identification et de compréhension
[キリスト映画〔パテ社 1899-1914年〕:その同定/識別と理解の試み]
Camille Blot-Wellens(初期映画の研究者)
3. Between the Archive and the Multiplex: 35mm Film Programming in the Post-film Era[フィルムアーカイブとシネコンの狭間で:ポストフィルム時代の35mmフィルムのプログラミング]
Brian Meacham(イェール大学/米国)
4. Programmation, « le champ des possibles ». La Winter School de la FIAF à la Cinémathèque française[プログラミングの可能性:シネマテークフランセーズで開催された〔第2回〕FIAFウィンタースクール]
Stéphanie Louis(フランス国立古文書学校)
5. Moving Image Cataloguing and Metadata Management in the 21st Century[21世紀の動的映像目録作業とメタデータ管理]
Thelma Ross(MoMA映画部門/米国)、Georg Eckes(ドイツ国立公文書館)
6. Documenting Cinema: The Evolution of the Film Librarian[映画を記録して:フィルムライブラリアンの進化]
Anne Coco、Jenny Romero(米国映画芸術科学アカデミー)
7. The 2017 FIAF Award Acceptance Speech[2017年FIAF賞受賞スピーチ]
クリストファー・ノーラン(映画監督/米国)
8. A Museum of the Everyday: Personal Collections at the Cinema Museum[日常の博物館:〔ロンドンの〕シネマミュージアムの個人コレクション]
ジャック・ウォーメル(映画監督)、Matthew Harle(バービカン・センター/英国)、Olwen Terris(BFI国立アーカイブ)
*参考:Cinema Museum http://www.cinemamuseum.org.uk
9. 追悼 John Kuiper (1928–2017)
アイリーン・バウザー(元MoMA映画部門)、Paul Spehr(元米国議会図書館)
10. 追悼 Aito Mäkinen (1927-2017)
Antti Alanen(フィンランド国立視聴覚協会)*2017年に60周年を迎えるフィンランド国立フィルムアーカイブ改名
11. 追悼 Maria Rita Galvão (1939-2017)
カルロス・ロベルト・デ・ソウザ(ブラジル視聴覚保存協会)
1. 〔ミラノの〕チネテカ・イタリアーナ財団の70周年/イタリア
ルイザ・コメンチーニ
2. 過去の証人:〔マンチェスターの〕ノースウェスト・フィルムアーカイブの40年/英国
マリオン・ヒューイット
3. 〔ジェモナの〕チネテカ・デル・フリウリの40周年/イタリア
エレナ・ベルトラミ
4. フィルムアーカイブ活動の50年の連帯を記念して
Vhong Mai Thi(ベトナム映画協会)、André Stufkens(ヨリス・イヴェンス財団/オランダ)
1. A Rebirth and a Funeral: The Cinémathèque Québécoise Restores a Long-Lost Actuality by Canadian Film Pioneer Léo-Ernest Ouimet[復活と葬列:シネマテーク・ケベコワーズが復元する長く失われていたカナダ映画のパイオニア、レオ=アーネスト・ウィメットのアクチュアリティ]
Louis Pelletier(モントリオール大学 TECHNESチーム/カナダ)
2. The BFI’s New British Filmography[BFIの新しい英国映画目録]
Stephen McConnachie(BFI)
3. De cómo se re-convirtió un viejo Telecine SD en un escáner cuadro a cuadro con resolución 2k o superior en Uruguay[ウルグアイで旧式のSDテレシネは解像度2K以上のフレームトゥーフレームのスキャナでいかに再変換されたか]
Isabel Wschebor(レプブリカ大学総合古文書館 視聴覚保存研究所/ウルグアイ)
1. Film History as Media Archaeology. Tracking Digital Cinema
Thomas Elsaesser(著)2016年
Andrea Mariani(ウデーィネ大学/イタリア)
http://en.aup.nl/books/9789462980570-film-history-as-media-archaeology.html
2. Making KODAK Film(増補改定版)
Robert L. Shanebrook(著)2016年
Ulrich Ruedel(ベルリン技術経済大学/ドイツ)
http://www.makingkodakfilm.com
3. King of Jazz: Paul Whiteman’s Technicolor Revue
James Layton、David Pierce(著)2016年
Clyde Jeavons(元BFI国立アーカイブ)
4. Yesterday’s Films for Tomorrow: PK Nair
インド映画遺産財団 2017年
Shruti Narayanswamy(セント・アンドルーズ大学/スコットランド)
1. German Concentration Camps Factual Survey
BFI 2017年
2. Trésors du cinéma yiddish
ロブスターフィルムズ 2016年
3. Le Groupe 5. Claude Goretta, Jean-Jacques Lagrange, Jean-Louis Roy, Michel Soutter, Alain Tanner
シネマテーク・スイス 2016年
目次
ジャン=クリストファー・ホラック(UCLAフィルム&TVアーカイブ 代表)
1. A Decentralized Model: The United States of America – Politics and the Road to Preserving a National Film Heritage[分散型モデル:アメリカ合衆国−−国の映画遺産保存への道と駆け引き]
Susan Oxtoby(パシフィック・フィルムアーカイブ BAMPFA 主任映画学芸員/NFPF)
2. “Standing in the Way of White Noise”: Preserving Videotape in a Film Collection[「ホワイトノイズに阻まれて」:フィルム・コレクションの中のビデオテープを保存する]
Alessandra Luciano(ルクセンブルク国立視聴覚センター 主任フィルムアーキビスト)
3. The Old Life. Reframing Film “Restoration”: Some Notes[慣れ親しんだ映画「復元」を再解釈する]
Alexander Horwath(オーストリア映画博物館 元代表)
4. Audiovisual Archives and the Web[視聴覚アーカイブとウェブ]
Luke McKernan(大英図書館 ニュース&動的映像部門 主任学芸員)
5. Matroska and FFV1: One File Format for Film and Video Archiving?[マトロスカ/マトリョーシカとFFV1:フィルムとビデのアーカイブ活動のための単一ファイル形式?]
Reto Kromer(レト社 代表/ベルン応用科学研究所 講師)
6. (追悼)ミシェル・オベール (1942-2016)
デイヴィッド・フランシス(FIAF名誉会員) & エリック・ル・ロイ(CNC/FIAF会長)
7. (追悼)Peter Konlechner (1936–2016)
Alexander Horwath & マイケル・ロエベンスタイン(オーストリア映画博物館 代表)
1. The Coexistence of Analogue and Digital Strategies in the Archival Film Collections of the Swedish Film Institute[スウェーデン映画協会のアーカイバルなフィルム・コレクションにおけるアナログ戦略とデジタル戦略の共存]
Jon Wengström(スウェーデン映画協会 フィルムアーカイブ学芸員)
2. Let’s Go to the Movies… Allons au Lichtspiel[映画に行こう… ベルン映画博物館/Lichtspielに行こう]
David Landolf(ベルン映画博物館/Lichtspiel 代表)
3. The San Francisco Silent Film Festival:What Is a Festival Doing As an Affiliate of FIAF?[サンフランシスコ無声映画祭:映画祭はFIAFの系列団体として何を行なっているか?]
Robert Byrne(サンフランシスコ無声映画祭 代表)
4. Digital Restoration of Czech Film Heritage: 14 Film Programmes Back on Screen, 2014-2017[チェコ映画遺産のデジタル復元:2014年から2017年にかけてスクリーンに蘇った映画の14プログラム]
Matej Strnad(チェコ国立フィルムアーカイブ 職員(デジタル化担当))
5. Limiting Colour Grading for Two-colour Film Restoration. Utilising a Spectroradiometer to Create a Specific LUT[二色式カラー映画復元のカラーグレーディングを制限する 専用LUTの作成に分光放射計を利用する]
大傍正規(東京国立近代美術館フィルムセンター 主任研究員)、三浦和己(東京国立近代美術館フィルムセンター デジタル映画保存・活用調査研究事業班)、長谷川智弘(IMAGICA)
6. Finding Santi-Vina[Santi-Vinaを探して]
Sanchai Chotirosseranee(タイ・フィルムアーカイブ(公共機構)副代表)
7. Filmarchiv Austria. The National Library of the Moving Image[フィルムアルヒーフ・オーストリア 動的映像の国立ライブラリー]
Armin Loacker(フィルムアルヒーフ・オーストリア 職員)
1. Exposing the Film Apparatus: The Film Archive as a Research Laboratory
ジョヴァンナ・フォサッティ他(著)2016年
Diego Cavallotti(ウデーィネ大学/イタリア)
※ 所蔵あり
2. Redder van de tiende muze: Jan de Vaal en het Nederlands Filmmuseum 1946-1987
André Stufkens(著)2016年
Peter Bosma(オランダ)
3. The FIAF Moving Image Cataloguing Manual[FIAF動的映像目録マニュアル]
FAIF(編)2016年
Kara Van Malssen(AVPreserve/米国)
>> Pick Up:「FIAF動的映像目録マニュアル」を評価する
※ 所蔵あり
1. Play On!: Shakespeare in Silent Film
BFI 2016年
Olwen Terris(英国)
2. Magyar Filmhíradó Évfolyam 1956
MaNDA Kiadvány 2016年
Michael Brooke(英国)
3. Slovenský film: Blu-ray kolekcia
スロバキア映画協会 2016年
Michael Brooke(英国)
4. La Vie est à nous, Le Temps des cerises et autres films du Front populaire
Ciné-Archives 2016年
Joël Daire(シネマテーク・フランセーズ)
目次
Rachael Stoeltje(インディアナ大学図書館動的映像アーカイブ)
1. Becoming an “Expert System”: An Investigation Into the Public Role of Film Heritage Institutes[「エキスパートシステム」を目指す:公共の映画遺産研究機関の役割の研究]
Nico de Klerk(ルートヴィッヒ・ボルツマン歴史社会研究所)
2. Film Preservation & Restoration Workshop India 2016[2016年にインドで催されたフィルム保存&復元ワークショップ]
Spencer Christiano(ジョージ・イーストマン博物館 動的映像部門 主任映写技師/米国)
3. (追悼)Christian Dimitriu (1945-2016)
ロバート・ドーデリン(シネマテーク・ケベコワーズ/カナダ)
4.(追悼)¿Quién era Christian Dimitriu?
Iván Trujillo Bolio(メキシコ自治大学 フィルモテカ)
5.(追悼)Ib Monty (1930-2016)
Dan Nissen(元デンマーク映画協会/アーカイブ&シネマテーク)
6. Faut-il manipuler les images du passé pour les transmettre?
Béatrice de Pastre & Laurent Véray(CNC/フランス)
1. Herwinnen door werken (Reclaim through Work)
Rommy Albers(EYE映画協会/オランダ)
2. 30 ans de mémoire filmée de la Bretagne[ブルターニュの30年の記憶]
Cécile Petit-Vallaud & Gaël Naizet(シネマテーク・ブレスト/フランス)
3. Regional Archives – Negotiating the Actual and the Virtual in Changing Times[地域アーカイブズ – 時代の変遷の中で現実と仮想の折り合いをつける]
Frank Gray(スクリーンアーカイブ・サウスイースト/英国)
4. Le syllogisme magique,ou qu’est-ce qu’une action culturelle (à la Cinémathèque française) ?[魔法の三段論法、または(シネマテークフランセーズにおける)文化的な行動とは何か?]
Bernard Benoliel(シネマテークフランセーズ/フランス)
5. Amalia, Enrique García Velloso y Max Glücksmann[アマリア、エンリケ・ガルシア・ベロッソとマックス・グルックスマン]
Paula Felix-Didier & Andrés Levinson(ブエノスアイレス映画博物館 Pablo Ducros Hicken/アルゼンチン)
1. The Dawn of Technicolor, 1915-1935
ジョージ・イーストマン博物館(編)2015年
David Walsh(王立戦争博物館フィルムアーカイブ/英国)
※ 所蔵あり
2. The Appreciation of Film: The Postwar Film Society Movement and Film Culture in Britain
Richard Lowell MacDonald(著)2016年
Melanie Selfe(グラスゴー大学/スコットランド)
1. Resgate da Obra Cinematográfica de Gerson Tavares
2015年
Fabricio Felice(リオデジャネイロ近代美術館シネマテカ/ブラジル)
2. “Beat” Girl
BFI 2016年
Anthony Blampied(FIAF事務局/ベルギー)
3. Tre filmer av Anja Breien
ノルウェー国立図書館 2015年
Clyde Jeavons(元BFI国立アーカイブ)
目次
本号は元FIAF事務局長のクリスティアン・ディミトリウ氏(1945-2016)に捧げられています。
Gian Luca Farinelli(チネテカ・ディ・ボローニャ代表)
1. FoFA: The Future of Film Archiving
Charles Fairall(BFI国立アーカイブ)
2. FoFA Case Studies 2012-15
Jon Wennström(スウェーデン映画協会)、Anne Gant(EYE)、Guy Edmonds(プリマス大学博士課程)、Ulrich Ruedel(ベルリン技術経済大学)
3. The Translation of Films: History, Preservation, Research, and Exhibition[映画の翻訳:歴史、保存、調査研究、展示(上映)]
Jean-François Cornu(映画翻訳家)、Carol O’Sullivan(ブリストル大学)
4.(追悼)Penelope Houston (1927-2015)
Clyde Jeavons(元BFI-NFTVA)
5.(追悼)Raymond Chirat (1922-2015)
Éric Le Roy(CNC、FIAF会長)
6.(追悼)P. K. Nair (1933-2016)
Shivendra Singh Dungarpur(インド映画遺産財団創設者)
Histoire(s) de la restauration des films[映画復元の歴史]
Marie Frappat
1. Maintaining Analogue Film Projection in the Digital Age[デジタル時代におけるアナログフィルム上映の維持]
Jan Eberholst Olsen(元ノルウェー映画協会映写技師、現技術部長、オスロ70mm映画祭キュレーター)
2. A New Restoration Proposal Dedicated to New Discoveries: German Missionary Films Shot in Korea in 1925[新たな発見のための新たな復元の提案:1925年にソウルで撮影されたドイツ人宣教師のフィルム]
Sowon Choi(ベルリン技術経済大学、元韓国映像資料院)
3. Tanger, ville ouverte
Elodie Saget(シネマテーク・タンジェ)
1. “Hab mich lieb.” The Development of a Music Score for Erich von Stroheim’s The Merry Widow[エリッヒ・フォン・シュトロハイムの『メリー・ウィドウ(ウイドー)』のための楽曲づくり]
Maud Nelissen(作曲家、無声映画伴奏者)
2. Brasil – Cine Mudo y Música
Carlos Roberto de Souza(元シネマテカ・ブラジレイラ)
3. An Interview with Neil Brand (Part II)[ニール・ブランド インタビュー(その2)]
Bryony Dixon(BFI国立アーカイブ)
4. Modern Times. Preserving and Performing Film Scores by Charles Chaplin
Timothy Brock[モダン・タイムス:チャーリー・チャップリンによる映画音楽の保存と実演]
1. How Films Were Made & Shown. Some aspects of the technical side of motion picture film 1895-2015
David Cleveland、Brian Pritchard(著)2015年
デイヴィット・ウォルシュ(王立戦争博物館フィルムアーカイブ/英国)
2. A Revolution for the Screen: Abel Gance’s Napoleon
Paul Cuff(著)2015年
Richard Abel(ミシガン大学名誉教授/米国)
3. Alexeïeff/Parker, montreurs d’ombres
(アレクサンドル・アレクセイエフ、クレア・パーカーの展覧会カタログ)
2015年
Marco de Blois(シネマテーク・ケベコワーズ/カナダ)
4. Bilder des Jahrhunderts. Staatliches Filmarchiv der DDR, 1955-1990. Erinnerungen.
(東独国立フィルムアルヒーフ元職員の回顧録)2015年
Jan-Christopher Horak(UCLAフィルム&TVアーカイブ代表/米国)
5. Jean Desmet’s Dream Factory: The Adventurous Years of Film (1907-1916)
Mark-Paul Meyer(他編)2015年
Ulrich Rudel(ベルリン技術経済大学教授/ドイツ)
※ 所蔵あり
6. Léon Moussinac, un intellectuel communiste; Léon Moussinac, critique et théoricien des arts
2014年
Joël Daire(シネマテーク・フランセーズ)
1. A Century of Sound. The History of Sound in Motion Pictures
UCLAフィルム&TVアーカイブ 2007年(1876-1932)、2015年(1933-1975)
Brian Pritchard
※ 所蔵あり
2. Masterworks of American Avant-garde Experimental Film 1920-1970
2015年
David Curtis(元イングランド アーツカウンシル)
3. Jornal Português, Revista Mensal de Actualidades, 1938-1951
シネマテカ・ポルトゲーザ 2015年
Vicente Sánchez-Biosca(バレンシア大学教授)
4. Make More Noise! Suffragettes in Silent Film
BFI 2015年
Gill Branston(カーディフ大学名誉講師)
5. Regards sur le réel
ベルギー王立シネマテーク 2016年
Serge Meurant
*次号は2016年10月発行予定です。
目次
Elaine Burrows
1. Ethical Film Restoration and Concepts of “Original”[倫理的な映画復元と「オリジナル」の概念]
Krista Jamieson(アルバータ大学アーカイブズ/カナダ)
2. Memory of the World: The Cinema Challenge[世界の記憶:映画の挑戦]
Ray Edmondson
3. “Undercranking”: The Magic Behind the Slapstick[「アンダークランキング」:スラップスティックに隠された魔法]
Ben Model(無声映画伴奏者)
http://www.silentfilmmusic.com
4. The Film Preservation and Restoration School India. Mumbai, 22-28 February 2015[インドの映画保存・復元スクール 2015年2月22〜28日、ムンバイ]
Camille Blot-Wellens & Kieron Webb(BFI国立アーカイブ)
5. Tychic Motifs and Hidden Details: The Work of Yervant Gianikian & Angela Ricci Lucchi[運任せのモチーフと隠されたディテール:イェレヴァント・ジャニキアン&アンジェラ・リッチ・ルッキの仕事]
Rinaldo Censi
1. La dernière superproduction du cinéma muet italien : Restauration d’I Promessi Sposi de Mario Bonnard
[イタリア無声映画の最後の超大作:マリオ・ボンナルド『I Promessi Sposi (The Betrothed)』の復元]
Marcello Seregni(ミラノ チネテカ・イタリアーナ http://www.cinetecamilano.it)
2. Nitrate Did Wait: A Report on the First Nitrate Picture Show at George Eastman House, 1-3 May 2015[ナイトレートは待ってくれた:ジョージイーストマンハウスの第1回ナイトレート・ピクチャー・ショー報告 2015年5月1-3日]
Joanne Bernardi(ロチェスター大学/米国)
3. Cambodge: Grandeur et misères de la sauvegarde des archives[カンボジア:アーカイブズ保護の偉大さと苦難]
Sophia Chea(ボパナ視聴覚リソースセンター/カンボジア)
4. Lumière! Sur la restauration de trois films du prince Albert Ier de Monaco[リュミエール! モナコのアルベール1世に関する3本の映画の復元]
Vincent Vatican(モナコ視聴覚アーカイブ)
5. Re-fulfilling a Dream: Reconstructing Yossele Rosenblatt’s Dream of My People (1934)[夢よ再び:ヨッセル・ローゼンブラット『Dream of My People』の再構成]
Benny Bar-Yehudi(スティーブン・スピルバーグ・ジューイッシュ・フィルムアーカイブ/イスラエル)
1. The Missing 50%: The Orchestration for The Birth of a Nation[失われている50%:『國民の創生』のオーケストラ演奏]
Gillian B. Anderson
http://www.gilliananderson.it
2. A Pragmatically Lavish Recreation: Notes on The Epic of Everest as DVD Film Performance[実用的に過剰な再作成:DVD『The Epic of Everest』の演奏に関するノート]
Julie Brown(ロンドン大学)
3. An Interview with Neil Brand (Part I)[ニール・ブランド インタビュー(その1)]
Bryony Dixon(BFI国立アーカイブ)
4. Preparing New Scores for Fante-Anne and Brudeferden i Hardanger[『Fante-Anne』と『Brudeferden i Hardanger』の新たなスコアを準備する]
Halldor Krogh
>> *DVD所蔵あり http://d.hatena.ne.jp/filmpres/14430012
5. Researching Benshi Performance and Musical Accompaniment: The Complex Circumstances of Silent Film Screenings in Japan
佐崎順昭(東京国立近代美術館フィルムセンター http://www.momat.go.jp/fc/)
>> 「企画の見所1/シネマの冒険 闇と音楽 2015 日本におけるサイレント映画の受容環境(上)映画説明者による「上演」の要素」『NFCニューズレター』124号(2015年10月-11月号)、「企画の見所4/シネマの冒険 闇と音楽 2015 日本におけるサイレント映画の受容環境(下)伴奏音楽の変遷と『映画伴奏事典』」『NFCニューズレター』124号(2015年12月-2016年1月号)
1. Between the Eye and the World: The Emergence of the Point-of-View Shot
Elena Degrade(著)2014年
Martin Bonnard
※ 所蔵なし
2. Las cosas que hemos visto. Welles y Falstaff
Esteve Riambau(著)2015年
Almudena Escobar López
※ 所蔵なし
3. From Darkness into Light: Perspectives on Film Preservation and Restoration
Rajesh Devra(編)2015年
Clyde Jeans
>> *所蔵あり http://d.hatena.ne.jp/filmpres/15730001
4. The Adventures of Jonathan Dennis – Bicultural Film Archiving Practice in Aotearoa New Zealand
Emma Jean Kelly(著)2015年
Megan Skinner(オークランド工科大学/ニュージーランド)
※ 所蔵なし
1. Martina Kudláček監督『Fragments of Kubelka』(2012年)
オーストリア映画博物館 2012年
David Curtis(British Artists’ Film and Video Study Collection http://www.studycollection.org.uk)
2. István Szöts監督『Emberek a havason/Men in the Alps』(1942年/ハンガリー)
Magyar Nemzeti Digitális Archívum(http://mandarchiv.hu) 2014年
Michael Brooke
目次
Meg Labrum(オーストラリア国立フィルム&サウンドアーカイブ http://www.nfsa.gov.au/)
1. Copyright and Film Restoration[著作権と映画復元]
Keith Shuaib(英国映画協会 BFI http://www.bfi.org.uk/)
2. Considerations for Optical Soundtracks in a Future without Film[フィルムのない未来における光学サウンドトラックのための考察]
Robert J. Heiber(元Deluxe Media副社長)
3. Rolf Lindfors (1939–2014)[ロルフ・リンドフォース 追悼]
Jon Wengström(スウェーデン映画協会 http://www.filminstitutet.se/en/)、Clyde Jeavons(元英国国立フィルム&TVアーカイブ)
1. Entretien avec Lia van Leer[リア・ヴァン・リー インタビュー]
Éric Le Roy(フランス国立映画センター CNC http://www.cnc.fr/web/en)
2. A Nation’s Passion and Dreams: Thirty Years of the Thai Film Archive[ある国の情熱と夢:タイ・フィルムアーカイブの30年]
Chalida Uabumrungjit(タイ・フィルムアーカイブ http://www.fapot.org/en/home.php)
>> Pick Up 「ある国の情熱と夢:タイ・フィルムアーカイブの30年」
1. Wilbur H. Durborough’s Lost and Future 1915 World War I Documentary Film[ウィルバー H. ダーバラの遺失と未来 第一次世界大戦の記録映画(1915年)]
James W. Castellan
2. The Multiple Versions of Joseph Rosenthal’s Siege and Surrender of Port Arthur (1905)[ジョゼフ・ローゼンタール撮影『旅順の降伏』(1905年)の複数バージョン]
大傍正規(東京国立近代美術館フィルムセンター http://www.momat.go.jp/fc/)
3. The Pedro Lima Archive(s)[ペドロ・リマのアーカイブ(ズ)]
Arthur Autran(サン カルロス国立大学、シネマテカ・ブラジレイラ http://www.cinemateca.gov.br//ブラジル)
4. Algérie, Maroc, Liban, Tunisie : le silence des archives?[アルジェリア、モロッコ、レバノン、チュニジア:アーカイブズの沈黙?]
Léa Morin(元シネマテーク・タンジェ http://www.cinemathequedetanger.com//モロッコ)
5. Legado Cinematográfico de Jorge Ruíz[Jorge Ruízの映画遺産]
Claudio Sánchez(シネマテカ・ボリビアナ http://www.cinematecaboliviana.org//ボリビア)
6. Film Preservation: A Malawian Nightmare[映画保存:マラウイの悪夢]
Bright Joshua(元ドイツ国立公文書館フィルムアーカイブ)
7. Reconstructing Welles: An Endless Puzzle[ウェルズを再構築する:終わりのないパズル]
Esteve Riambau(フィルモテカ・デ・カタルーニャ http://www.filmoteca.cat//スペイン)
8. Restoring and Completing German Concentration Camps Factual Survey (1945/2014), Formerly Known as Memory of the Camps[『Memory of the Camps』の題名で知られた『German Concentration Camps Factual Survey〔ドイツ収容所の実態調査〕』(1945/2014年)を復元して仕上げる]
Toby Haggith(王立戦争博物館 http://www.iwm.org.uk//英国)
1. Le mélodrame filmique revisité / Revisiting Film Melodrama
Linda Williams(カリフォルニア大学バークレー校/米国)
※ 所蔵なし
2. Decades Never Start on Time: A Richard Roud Anthology
Richard Roud(著)2014年
Richard Lowell MacDonald(ロンドン大学ゴールドスミス・カレッジ/英国)
※ 所蔵なし
3. Saul Bass: Anatomy of Film Design
ジャン=クリストファー・ホラック(著)2014年
Henning Engelke(ゲーテ大学/ドイツ)
※ 所蔵なし
4. Hitchcock Lost and Found: The Forgotten Films
Alain Kerzoncuf、Charles Barr(著)2015年
Nathalie Morris(BFI国立アーカイブ)
※ 所蔵なし
1. エドワード S. カーティス監督『In the Land of the Head Hunters』1914年
Milestone 2014年
Luke McKernan(大英図書館)
2. Polska szkoła dokumentu – Polish School of the Documentary〔ポーランド派ドキュメンタリー〕
ポーランド国立視聴覚協会 NiNA 2006-2014年
Michael Brooke
3. ウォルター・サマーズ監督『コロネル及びフォークランド島の大海戦 The Battles of Coronel and Falkland Islands』1927年
BFI 2015年
Fiona Kelly(王立戦争博物館フィルムアーカイブ/英国)
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