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第18回〈ホームムービーの日〉開催について

現在、過去、未来の〈ホームムービーの日 Home Movie Day, HMD〉世話人の皆様へ

ちいさなフィルムのためのちいさな祭典〈HMD〉は毎年10月の第3土曜日、2020年は10月17日(土)がその日です。

本部ホームムービー・センター(CHM)は、今年も世界各地の世話人の皆様とこの記念日を祝う予定です。

Oomen, Johan. [@johanoomen]. (2020.06.04). Are you with us? [tweet]. Retrieved from .

Oomen, Johan.[@johanoomen]. (2020.06.04). Are you with us?[tweet]. Retrieved from https://twitter.com/johanoomen.

COVID-19の影響に加え、現在、米国を中心に人種差別に対する大規模な抗議活動が、そして香港では民主化を求める市民デモが続いています。わたしたちの中では、元の世界に戻りたいのではなく、別の世界も実現可能であると信じる気持ちが強くなっています。これまでとは違う〈HMD〉もきっと可能です。

10月になれば、会場によっては対面上映が実現できるかもしれません(そうなるよう心から祈っています)。しかし、年内は公開イベントの開催が制限される国や地域も多くあると思います。そこで、CHMではバーチャル上映の企画提案も心待ちにしています。これまでとは違う新しい方法でホームムービーを共有し、コミュニティをつなぎ、対話を続けませんか。事前に録画されたプログラムも、ライブ中継も大歓迎です。

2019年の「ホームムービー・デイ&ナイト:24時間マラソン」は、世界中のホームムービーをまとめて鑑賞する素晴らしい機会でした。

世話人の皆様の負担が少しでも軽くなるように、そして、世界中の主催団体や参加者がバーチャルに出会うことができるように、CHMはオンライン・インフラの整備を始めるべく、技術的な問題等を検討中です。

ロックダウンや「ステイホーム」のあいだに、自宅で多くの8mmフィルムやビデオテープが見つかったという知らせが入ってきています。
映画館のあり方も変わり、ドライブインシアターが各地で復活しているようです。秋の夜長にホームムービーを野外上映するのも一興かもしれません。

どうにか知恵を絞って、何らかのかたちで〈HMD〉にご参加ください。もしかしたら、今だからこそHMDに興味を持ってくださる新しい個人/団体も現れるのではないかと期待しています。皆様のアイディアをぜひCHMまで、または映画保存協会(hmd@filmpres.org)までお寄せください。

>> Home Movie Day (Official)
>> ホームムービーの日
>> ホームムービーの日 最新ニュース

シネマテカ・ブラジレイラ救済

南米最大のフィルムアーカイブ「シネマテカ・ブラジレイラ」(サンパウロ)が危機的な状況にあり、世界の仲間に助けを求めています。
文化省が理事を解任した2013年以降、弱体化を余儀なくされていたシネマテカは、目下、財政破綻による閉鎖の危機に直面しています。映画保存の専門家の雇用も、低温湿度下での視聴覚資料の保管も継続できなくなっています。
シネマテカの運営組織 Associaçãode Comunicação Educativa Roquete Pinto (ACERP)と政府の契約が教育省の主導で終了し、現在シネマテカを管轄する文化特別事務局からACERPに必要な予算が与えられていません。
旧文化省視聴覚事務局の失策の結果、シネマテカでは2016年2月に大規模な火災が発生し、何千本もの貴重な映画フィルムが失われました。さらに2020年2月、コレクションの一部を保管するレオポウジナ地区の施設が洪水の被害に見舞われました。その損失は明らかになっておらず、救済措置も何ら講じられていません。
政府の対応を待つばかりでは、ブラジルの視聴覚遺産は永久に失われてしまうでしょう。いまこそ行動を起こさねばなりません。
(2020年6月 via AMIA-International Outreach Committee and Ray Edmondson)

>> 救済を求める署名
>> 職員支援のための寄付

「オーファンフィルム・シンポジウム」を更新

2020年5月26〜28日、予定通りのテーマ「Water, Climate, & Migration」でオンライン開催されることになりました(無料、登録不要)。

2019.9.4
EYE映画博物館で開催される第12回オーファンフィルム・シンポジウムのテーマが「Water, Climate, and Migration」に決まりました。

>> オーファンフィルム・シンポジウム
>> Orphans 2020: Water, Climate, & Migration

「リンク集」を更新

「国際図書館連盟 IFLA」がCCAAAに再加盟したので、「A.国際団体」「2.1 ■ 視聴覚アーカイブ機関連絡協議会(視聴覚保存機関連絡協議会)CCAAA」の「2.1.9」に移しました。IFLAには「視聴覚とマルチメディア分科会 Audiovisual and Multimedia Section」があります。

「C.フィルムアーカイブ」「2.1 ■ アジアのフィルムアーカイブ」の「國家電影中心」を「國家電影及視聴文化中心 Taiwan Film and Audiovisual Institute」に変更しました。

>> リンク集 A.国際団体
>> 国際図書館連盟 IFLA

>> リンク集 C.フィルムアーカイブ
>> 國家電影及視聽文化中心設置條例(2020年5月19日施行)

緊急事態宣言中の活動について

2020年4月13日(月)以降、事務所は使用せず活動を継続しております。郵便、電話、宅急便はこれまで通りの住所と電話番号をご使用いただけますが、クロネコDM便等の受取はGW明け以降になります。何卒ご了承ください。

「映画保存資料室」の資料には常時アクセス可能な状況です。

「災害対策部」のメールアドレスは、sos@filmpres.org(担当:鈴木)、「ホームムービーの日」のメールアドレスは、hmd@filmpres.org(担当:竹森)です。なお、「メルマガFPS」への情報提供もお待ちしております。amano@filmpres.org(担当:天野)

上記以外のことで新規お問い合わせの際は、「お問合わせフォーム」をお使いください。

>> お問合せフォーム

国際フィルムアーカイブ連盟(FIAF)会議

FIAFメキシコシティ会議2020(第76回)

2020 FIAF Congress in Mexico City
2020年4月20-24日
ホスト:Filmoteca de la UNAM メキシコ国立自治大学フィルモテカ
詳しくはこちらをご覧ください。

*コロナウイルスの影響で中止になりました(2020.3.14)。
*2021年はダッカ(バングラディシュ)、2022年はブタペスト(ハンガリー)で開催される予定です。

>> FIAF会議 1939-2020

豊島区立図書館 視聴覚ライブラリー事業終了

豊島区立図書館の視聴覚ライブラリー事業(16mmフィルムの貸出)は2019年度をもって終了しました。貸出数の減少(2017年度以降0件)や機材の老朽化を踏まえ、今後のサービス継続は困難と判断されたそうです。

>> 東京都内の視聴覚ライブラリー

「つなぐKOBEアート募金(神戸市ふるさと納税)」受付中

団体会員として小会をご支援くださっている、そしてホームムービーの日(HMD)の神戸会場の主催団体でもある〈神戸映画資料館 Kobe Planet Film Archive〉さんが寄付を募っておられます。ぜひご協力ください。

>> つなぐKOBEアート募金(神戸市ふるさと納税)

*「つなぐKOBEアート募金(神戸市ふるさと納税)」の仕組みを利用すると、寄附者は税控除が受けられます。税控除はありませんが、以下のゆうちょ口座への直接の寄付も可能です。

ゆうちょ銀行
口座記号番号 00950-0-212194
(特非)プラネット映画保存ネットワーク

>> 神戸映画資料館

第24回SEAPAVAAダナン会議 中止

「AV Archiving in Changing Times: Successes, Failures, and Challenges〔移りゆく時代の視聴覚アーカイブ活動:成功、失敗、そして挑戦〕」をテーマに2020年6月8日から12日まで開催される予定だった第24回SEAPAVAAダナン会議(ホスト:ベトナム映画協会)は、新型コロナウイルスの影響で中止となりました。

>> SEAPAVAA
>> 東南アジア太平洋地域視聴覚アーカイブ連合(SEAPAVAA)会議