タグ別アーカイブ: 災害対策部

[災害対策部]2024能登半島地震の被害について

能登半島地震により被害に遭われた皆さまに心よりお見舞い申し上げます。映画保存協会の災害対策部では、水に濡れたり土砂をかぶったりした映画フィルムやビデオテープ等、視聴覚資料の洗浄についてご相談をお受けしています。
sos@filmpres.org またはこちらのお問合せフォームをご使用ください。
3日以内に返信がない場合はSNSのアカウント宛にDMをお願いいたします。

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>> 歴史資料ネットワーク

全国の「視聴覚ライブラリー」を更新しました

*北海道 芦別市立図書館内「視聴覚ライブラリー」(16mm 184本)は2020年以降16mm所蔵なし?

>> 北海道・東北の視聴覚ライブラリー

*茨城 「石岡市視聴覚ライブラリー」(市立中央図書館内、16mm 16本所蔵)は2020年度で廃止?
*茨城 「鹿嶋市視聴覚ライブラリー」(市立中央図書館内、16mm 142本)は2020年度で廃止

令和2年度3月臨時教育委員会会議
○開催日時 令和2年3月16日(月)
議案第9号 鹿嶋市視聴覚ライブラリー規則を廃止する規則について
(中央図書館長) デジタル機器の浸透により従前の視聴覚機材の使用がないため,規則を廃止するもの。
【主な質疑・意見等】
(委員) 鹿嶋市の図書館をここまで作ってきた部長の考えをお�伺いしたい。
(部長) 図書館に入ったころから,視聴覚ライブラリーということで,図書館においても月1回ずつ映画会を開催していた。さかんなところでは,子供会の行事や様々な行事で映画会を開催してきた。館長になったころから,だんだん16mmフィルムの映写会の需要が低くなってきて,DVD とかデジタル機器に変わってきた。16mmフィルムの映写機が作られなくなったのが一番の問題で,修繕しようにもその業者が見つからない。一定の役目を終えたと判断して今回の規則を廃止することとした。
※議案第9号については,原案どおり可決された。

>> 関東の視聴覚ライブラリー

*富山市教育センター(16mm 592本[VHS 1,968本 DVD 187本])は2020年以降16mm所蔵なし
*愛知 「小牧市視聴覚ライブラリー(市立図書館内、16mm 341本、2019年度貸出あり)は2020年度で廃止?

>> 北陸・中部の視聴覚ライブラリー

*兵庫 「尼崎市立教育総合センター」(16mm 92本)は2020年度以降16mm所蔵なし
*奈良 「橿原(かしはら)市視聴覚ライブラリー」16mm 163本)、「大和郡山市視聴覚ライブラリー(16mm 177本)は廃止?
*徳島 「美馬市視聴覚ライブラリー」(16mm 106本)は2020年度以降16mm所蔵なし

>> 近畿・中国・四国の視聴覚ライブラリー

*福岡 「朝倉市中央図書館」(16mm 448本)は2020年以降16mm所蔵なし
*佐賀 「嬉野市教育委員会(16mm 120本)は2020年以降16mm所蔵なし
*大分 「由布市視聴覚ライブラリー」(16mm 2,274本)は2020年で廃止
*鹿児島 「枕崎市視聴覚ライブラリー」(市民会館内、16mm 331本)は廃止?
*沖縄 「浦添市立視聴覚ライブラリー」(市立図書館内、16mm 410本)は2017年に一旦廃止されていた

>> 九州・沖縄の視聴覚ライブラリー

皆さまのお住いの地域の視聴覚ライブラリーの情報をお寄せください。
info@filmpres.org

映像アーカイブ研究会(日本映像学会)

日本映像学会 映像アーカイブ研究会 第3回研究会

レクチャー:辻泰明氏(筑波大学教授)
「日本におけるテレビ番組アーカイブの特性と今後の課題 」
日 時:2022年7月22日(土) 13:30-15:30
会 場:オンライン(Zoom)
ご予約フォーム:https://forms.gle/qPciYSjqJTWgBQDV9
共催:科研基盤研究(B)デジタル映像アーカイブの未来研究

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日本映像学会 映像アーカイブ研究会 第2回研究会

基調講演:木戸崇之氏(朝日放送テレビ)「阪神・淡路大震災から考えるテレビとアーカイブ」
日 時:2022年1月22日(土) 13:00-15:00
会 場:オンライン+関西大学梅田キャンパス7階 701教室
ご予約フォーム:https://forms.gle/ktoiK5vGdRjozicY7

*新型コロナウイルスの感染状況を鑑み、オンラインのみでの開催となりました。

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日本映像学会 映像アーカイブ研究会 第1回研究会

2021年、日本映像学会に「映像アーカイブ研究会」が開設されました。その第1回研究会で小会会員が発表いたします。映像学会の会員でなくても参加可能な研究会となっていますので、ご予約のうえぜひご参加ください。

日 時:2021年11月6日(土) 13:00-15:00
会 場:オンライン+明治学院大学白金キャンパス本館2階 2202教室
ご予約フォーム:https://forms.gle/TgZKHtcDPForyfWy6

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>> 日本映像学会「映像アーカイブ研究会」

コレクティフ・アジア 日本プログラム

日本のプログラムが決定しました。第4回(7月)は「現代日本映画」、そして今年度のコレクティフ・アジア最終回となる第6回(9月)は「日本の無声映画」をお届けします。どうぞご期待ください!

*テーマや講師は予告なく変更になる場合があります。
*何れの配信も無料ですが事前予約が必要です(先着100名限定)。以下のコレクティフ・アジア公式ウェブサイトからお申し込みください。
*現在7月のプログラムのみご予約を受付中です。
>> コレクティフ・アジア kolektif ASIA

コレクティフ・アジア 上映&トーク

第4回「現代日本映画」

【日時】 2021年7月22日(木) 日本時間21:00〜

【上映作品(Eventive)】 小森はるか+瀬尾夏美監督

『二重のまち/交代地のうたを編む』(2019)79分

陸前高田を訪れる4人の旅人。彼らはまだ若く、2011年のあの日の出来事から空間的にも時間的にも、遠く離れた場所からやって来た。大津波にさらわれたかつてのまちのことも、嵩上げ工事の後につくられた新しいまちのことも知らない。旅人たちは、その風景の中で、人びとの声に耳を傾け、対話を重ねる。そして、物語「二重のまち」を朗読する。

【トークゲスト(Zoom)】 小森はるか+瀬尾夏美監督
映像作家の小森はるかと画家で作家の瀬尾夏美によるアートユニット。2011年4月に、ボランティアとして東北沿岸地域を訪れたことをきっかけに活動を開始。翌 2012年、岩手県陸前高田に拠点を移し、人々の語り、暮らし、風景の記録をテーマに制作を続ける。2015年仙台にて、東北で活動する仲間とともに、記録を受け渡すための表現をつくる組織「一般社団法人 NOOK」を設立。

>> 映画『二重のまち/交代地のうたを編む』公式サイト

第6回「日本の無声映画」

【日時】 2021年9月23日(木) 日本時間21:00〜

【上映作品(Eventive)】 印南弘監督

『黄金の弾丸』[不完全、染色版](1927)91分

鉱山王の老人が「黄金の弾丸」によって射殺された。真相究明に乗り出した私立探偵・猪俣と怪盗「愛の賊」の勝負の行方は…

画像提供:神戸映画資料館

画像提供:神戸映画資料館

関東大震災以後、阪神間の各地に映画撮影所が生まれ、ハイカラな都市イメージを背景として現代劇が盛んに作られた。しかし当時のフィルムはほとんど残っていない。それだけに貴重な本作は、東亜キネマ甲陽園撮影所で製作された無声映画の黄金時代の探偵活劇であり、旧居留地跡でのカーチェイスや神戸港でのラストシーンなど大正末期の神戸の風景を堪能できる。神戸映画資料館所蔵の染色版(全7巻のうち第5巻が欠落)を国立近代美術館フィルムセンター(現国立映画アーカイブ)が2003年に復元。コレクティフ・アジアではインタータイトルだけでなく説明台本にも字幕(英語、タイ語、インドネシア語)を付す。

大森くみこ(活動写真弁士)
プロフィール:国内外の映画祭、無声映画上映会、寄席等に出演。2019年にはロサンゼルスで行われた「The Art of the Benshi」にて活弁を行い、スタンディングオベーションの喝采を博す。TV・ラジオパーソナリティー、ナレーターとしても活躍。おじさんから可憐な少女まで幅広いキャラクターづくりが持ち味。

天宮遥(ピアニスト)
プロフィール:日本で希少なサイレント映画伴奏ピアニストとして、映画祭や上映会に出演。スクリーンの映像を見ながら作品を彩る即興演奏には定評があり、コメディーからシリアスな作品まで幅広く伴奏を手掛けている。「黄金の弾丸」の舞台、神戸出身。

【トークゲスト(Zoom)】 田中範子(神戸映画資料館 支配人)
プロフィール:大阪出身。映画祭スタッフや映写技師等を経て、2007年の神戸映画資料館開館より支配人を務める。併設シアターの上映企画のほか、神戸映像アーカイブ実行委員会のとして神戸発掘映画祭の実施や市民参加型のフィルムアーカイブ活動に取り組む。2019年に安井喜雄館長とともにNPO法人を立ち上げ所蔵資料の調査・活用を進めている。

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コレクティフ・アジア レクチャー

第4回「現代日本映画」

「イメージとメディア--「震災」をアーカイブする」

【日時】 2021年7月29日(木) 日本時間21:00〜

【講師】 高森順子(社会心理学者/阪神大震災を記録し続ける会)
プロフィール:1984年神戸市生まれ。社会心理学者、愛知淑徳大学助教。専門はグループ・ダイナミックス。2010年より阪神・淡路大震災の手記集制作を行う「阪神大震災を記録しつづける会」事務局長。2014年に井植文化賞(報道出版部門)受賞。2011年より3年間、「人と防災未来センター」において災害資料を収集、保存、公開、展示する実務を担当。被災体験の分有の場の創出に関するアクションリサーチを継続している。

第6回「日本の無声映画」

「アジア文化における視覚芸術説明文化の考察」

【日時】 2021年9月30日(木) 日本時間21:00〜

【講師】 片岡一郎(活動写真弁士)
プロフィール:2002年に澤登翠に入門。総演目数は約350作品。18ヶ国で公演。行定勲『春の雪』や大河ドラマ『いだてん』に出演。周防正行『カツベン!』では出演、実技指導、時代考証を担当。2020年、活動写真弁士の歴史をまとめた『活動写真弁史』を刊行した。ロストフィルムの発掘にも尽力し『忠臣蔵』『Our Pet』などを発見した。

>> コレクティフ・アジア オンライン・レクチャー

[FSP]「災害対策部」にテキストを追加

災害対策部の「3. テキスト」に「[9]自然災害により被災した動的映像資料の災害対策:映画フィルム・ビデオテープ・光学ディスクの事例」を追加しました。担当者による口頭発表の内容が2018年に『デジタルアーカイブ学会誌』に掲載されたものです。また、「洪⽔や津波の被害を受けた《視聴覚メディア》の応急処置」のPDF版を改訂しました。オーストラリア国立フィルム&サウンドアーカイブ(NFSA)のウェブサイトに掲載されている情報を2011年に翻訳したものです。

>> 災害対策部 「3. テキスト」
>> 洪⽔や津波の被害を受けた《視聴覚メディア》の応急処置 PDF版(2ページ)

FIAFオンライン・シンポジウム

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第76回FIAFメキシコ・シティ会議は中止になりましたが、2020年9月28日から10月1日(日本時間では23時、29日のみ21時から約2時間)、4日間にわたって災害をテーマにしたオンライン・シンポジウムが無料開催されました。

その模様はすべてこちらてご覧になれます。
>> Prevention and Management of Natural and Human Disasters in Film Archives

(映画アーカイブにおける自然災害・人的災害の予防と管理)
Day 1: Latin America and Disasters ラテン・アメリカと災害
Day 2: Natural Disasters 自然災害
Day 3: Risk Management and Disaster Planning リスク・マネジメントと災害対策
Day 4: Disasters and the Future 災害とその未来

>> FIAF会議 1939-2020(作成中)
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