タグ別アーカイブ: アジア

コレクティフ・アジア開始のお知らせ

コレクティフ・アジア Kolektif ASIA(無料オンライン配信事業)を開始いたします。
2021年4月から9月まで、インドネシア、日本、タイ 3カ国のキュレーターが計6プログラム=上映+トーク&レクチャーをお届けします。
ぜひご注目ください!

>> コレクティフ・アジア(FPSサイト内)
>> Kolektif ASIA

神戸発掘映画祭2020『甦った世界の映画』

神戸発掘映画祭(神戸映像アーカイブ)が作成した“映画の発掘”や“フィルムアーカイブ”の歩みと現在を知るためのガイドブック『甦った世界の映画』に僅かばかりご協力しました。世界8カ国の映画保存史と復元作品が紹介されているほか、後半では神戸映画資料館のあゆみが紹介されています。ぜひお手に取ってご覧ください。
また、本出版と同時に『黄金の弾丸』(東亜キネマ 1927)の有料配信がスタートします。あわせてご注目ください。

なお、「神戸発掘映画祭2020」は2月に延期されました。開催日程(予定)は2021年2月11日(木・祝)〜14日(日)です。

>> 神戸発掘映画祭

「リンク集」を更新

「国際図書館連盟 IFLA」がCCAAAに再加盟したので、「A.国際団体」「2.1 ■ 視聴覚アーカイブ機関連絡協議会(視聴覚保存機関連絡協議会)CCAAA」の「2.1.9」に移しました。IFLAには「視聴覚とマルチメディア分科会 Audiovisual and Multimedia Section」があります。

「C.フィルムアーカイブ」「2.1 ■ アジアのフィルムアーカイブ」の「國家電影中心」を「國家電影及視聴文化中心 Taiwan Film and Audiovisual Institute」に変更しました。

>> リンク集 A.国際団体
>> 国際図書館連盟 IFLA

>> リンク集 C.フィルムアーカイブ
>> 國家電影及視聽文化中心設置條例(2020年5月19日施行)

Fシネマ:フィルム上映ワークショップ

日付:2020年2月11-13日
会場:シネマテーク/ソウルアートシネマ3F
主催:韓国シネマテーク協議会、国際交流基金
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(チラシより抜粋、和訳)
 21世紀に入って急速にデジタル化が進み、街の映画館から35mmフィルム映写機が消え、フィルムで映画を鑑賞する機会はますます減少しています。とりわけ2013年以降、マルチプレックスばかりかアート系映画館からも映写機が撤収され、フィルム上映はすっかり主流ではなくなりました。映写機メーカーや現象所の閉鎖により、いまや韓国でフィルム上映ができるのはソウルアートシネマを含む数カ所に過ぎません。映写技師という職業も消えつつあり、フィルムを扱う専門家の養成にも困難が生じています。
 2002年の開館以来、フィルム上映に関するワークショップを開催してきたシネマテーク/ソウルアートシネマは、全世界に存在するあらゆる形式の作品を鑑賞できる環境なくして映画上映の多様性は維持できないと考えています。フィルムという媒体とフィルム上映の継承は、シネマテークの重要な役割なのです。
 「Fシネマ:フィルム上映ワークショップ」は、フィルム上映を継続している大都市と地域の、そして全世界の劇場間ネットワークを築き、必要な知識や経験を共有することによって、韓国におけるフィルム上映環境の整備、映写技師という職業の存続、フィルムを扱う人材の養成、そしてフィルム上映のための安定した財源確保を目標としています。とりわけ今回は、日本のコミュニティシネマセンター「Fシネマ・プロジェクト」と連携して、映画保存の関係者や映写技師を招き、フォーラム、ワークショップ、無声映画を含む35mmフィルム上映を行います。
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2月11日(火)
14:00-17:00 初級ワークショップ
17:30- 35mmフィルム上映『学生ロマンス 若き日』(小津安二郎 1929)*無声
20:00- 35mmフィルム上映『その夜の妻』(小津安二郎 1930)*無声
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2月12日(水)
10:00-12:00 中級ワークショップ 第1部
(昼食)
13:30-16:30 中級ワークショップ 第2部
18:30- フォーラム
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2月13日(木)
17:30- 35mmフィルム上映『非常線の女』(小津安二郎 1933)
20:00- 35mmフィルム上映『女の中にいる他人』(成瀬巳喜男 1966)

「ホームムービーデイ&ナイト」続報

(第1回)ホームムービーデイ&ナイト 24時間マラソン

24HrHomeMovieMarathon-LogoSM-300x300Home Movie Day and Night: The 24-Hour Marathon

CHMでは2019年10月27日、協定世界時の正午(日本時間の夜9時)から24のタイムゾーンごとに1時間、計24時間を通してホームムービーをウェブ配信します。詳しくはこちらの国際フィルムアーカイブ連盟(FIAF)のウェブサイトをご覧ください。

"Home Movie Day and Night: The 24-Hour Home Movie Marathon": Asian Home Movies compilation from Center for Home Movies on Vimeo.

なお、日本はタイムゾーン(UTC+9)の1時間のうち30分を担当する予定です。残りの30分は韓国の映像で構成されます。

日時:
2019年10月27日(ユネスコ「世界視聴覚遺産の日」)の24時間 *日本時間では27日夜9時台から28日の夜8時台にかけてです。韓国や日本のタイムゾーンのフッテージは日本時間の正午に配信される予定です。
テーマ:
「People & Places: Home Movies of Where We Live」
対象となるホームムービー:
伝統的な衣食住、地域特有の祝祭や儀式、観光名所、街角の風景、移民たちのコミュニティ、農場・工場・商店等で働く人々の姿などが記録された、コミュニティのつながりを強く印象付ける内容のアマチュアフッテージ
主催:
NPOホームムービー・センター(CHM)

(日本のタイムゾーン)
映像提供:沖繩アーカイブ研究所、NPO法人映画保存協会-文京映像史料館、神戸映画資料館

>> Home Movie Day (Official)
>> ホームムービーの日
>> ホームムービーの日 最新ニュース

「ホームムービーデイ&ナイト」速報

(第1回)ホームムービーデイ&ナイト
24時間ホームムービーマラソン

Home Movie Day and Night: The 24-Hour Home Movie Marathon

CHMでは2019年10月27日、24のタイムゾーンごとに1時間、計24時間を通してホームムービーをウェブ配信することになりました。現在、参加・協力者を募集しています。とっておきのホームムービーを提供したい、デジタル化したい、編集したい、このプロジェクトに寄付したい、宣伝したい、もっと詳しく知りたい個人/団体の皆様は、CHM(24hours@homemovieday.com)までご一報ください。

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なお、日本は今のところマラソン開始から4時間後にはじまる1時間を担当する予定です。このタイムゾーン(UTC+9)の該当地域は日本全域(JST)のほか、韓国、北朝鮮、パラオ、東ティモール、ロシアのヤクーツク時間、そしてインドネシアのマルク諸島、パプア等、東部標準時のエリアです。日本語でのお問い合わせは映画保存協会が承ります(hmd@filmpres.org)。

日時:
2019年10月27日(ユネスコ「世界視聴覚遺産の日」)の24時間
テーマ:
「People & Places: Home Movies of Where We Live」
対象となるホームムービー:
伝統的な衣食住、地域特有の祝祭や儀式、観光名所、街角の風景、移民たちのコミュニティ、農場・工場・商店等で働く人々の姿などが記録された、コミュニティのつながりを強く印象付ける内容のアマチュアフッテージ
主催:
NPOホームムービー・センター(CHM)

>> Home Movie Day (Official)
>> ホームムービーの日
>> ホームムービーの日 最新ニュース

「光影流年―アジアの映画保存」に第13〜15回を追加

「光影流年―アジアの映画保存」では、アジアの映画保存事情をお伝えしています。今回は月刊メールマガジン『メルマガFPS』に連載中の「光影流年―中国映画保存報告」より、2015年の出来事を伝える第13回から第15回までを公開しました。

1965年の開館当初は屋根もなく屋外上映をしていた台北の映画館「社子大劇院」の取り壊しのニュース。L’Immagine Ritrovata(博亞電影修復所)が6月に香港に進出した際のプレスリリース。そして動的映像アーキビスト教育に力を入れる台南藝術大学で教える井迎瑞さんの紹介記事です。ぜひご一読ください。

第15回 フィルムのコマから忘れられた時を呼び起こす
第14回 イタリアの映画復元会社がアジアに拠点を開設
第13回 台北初の野外映画劇場が取り壊しへ

なお、第16〜18回は2019年8月頃までに追加の予定です。

>> 光影流年―アジアの映画保存